大切なおともだち
- 公開日
- 2022/09/26
- 更新日
- 2022/09/26
お知らせ
9月26日 児童朝会
暑さが和らいできたので、2学期初めての運動場での朝会です。
今日は、「おともだち」に関わる2つのお話をします。
1つ目は、先々週、2年生があるおともだちとの交流会をもちました。皆さんと同じようにこの地域で暮らしていて、「支援学校」で学んでいるおともだちが大宮西小学校に来てくれました。別々の学校に通っているので、普段、滅多に出会うことはありません。また、このおともだちは車いすを使って生活していて自分だけで出かけることはないし、言葉や文字で何かを伝えあうこともとても難しいのです。でも、2年生のおともだちがいろんな歌を歌ったりしぐさを交えて表現したりしていると、曲によってリズムに合わせて足を動かすなど、みんなと一緒に楽しんでいました。また、一人ひとりがあいさつしてくれると、うれしそうな表情を見せてくれました。気持ちがつながる「おともだち」を意識できる素晴らしい機会となりました。
もうひとつのお話です。誰かと仲良くしたいとか、もっと仲良くなりたいという気持ちの伝え方として、物とかお金など何かをあげて喜んでもらいたいと思ったことはありませんか。あるいはお金や物の貸し借りでも、相手がおともだちだからということで深く考えずに行動してしまうこともありませんか? 相手に喜んでもらいたいというのは誰にでもある気持ちで、決して悪いことではありません。また、おともだちを頼りにすることも間違っていないし、頼っていいことはいっぱいあります。でも、お金や物によって関係を作ったり深めたりするよりも、先ほどのお話のように、「気持ちがつながる」ことが本当に大切なことです。たとえ喜ばせようという素直な気持ちだけでしてあげても、あるいは軽い気持ちで「ちょうだい」「貸して」と言っただけでも、お金や物に頼ってしまうと、逆にトラブルの原因になることも多いのです。気持ちがつながるというのとは、全く正反対のことになってしまいがちです。
2学期の活動では、運動会をはじめ、おともだちとのつながりを深める機会がいっぱいあります。ぜひ、気持ちがつながるおともだちをどんどん増やしていってください。
〇 地域子ども会のキックベースボールチームが旭区の大会で準優勝しました。また、本校のおともだちも参加している周辺地域のバスケットボール合同チームが小学校体育連盟の主催する大会で優勝しました。どちらも賞状などを伝達披露しました。