歯磨きで顔を動かす?
- 公開日
- 2023/07/10
- 更新日
- 2023/07/10
お知らせ
7月10日 児童朝会
先週ごろから日に日にセミの声が大きくなってきました。夏休みが近づき、児童朝会もこれが1学期最後となります。来週は終業式が皆さんの集まる機会となりますね。
先週、2年・6年で歯磨き指導・歯と口の健康教室が行われました。皆さん、「歯ブラシはお箸のような持ち方で、力が入りすぎないようにしましょう」というのは、多分知っていますね。私もそうです。でも、講師の先生が言われたのですが、「手を動かすだけでなく、首や顔も左右上下に動かして、全ての歯のどの部分にも歯ブラシが当たるようにしてください」というのはどうですか? 私は「はてな」と思いました。手はいろんな角度で動かすことができるから、首や顔を動かす必要はないと思っていたのです。でも、実際に意識してやってみると、角度を細かく変化させやすくて歯の隅々に歯ブラシを正しく充てることができるのです。「なるほど」と思い直しました。
同じようなことが、例えば交差点を渡るときの左右確認でも言えます。目を動かすだけでも左右が見えるように思いますが、実際には首から、あるいは全身で方向を変えて確認したほうが車などを見落とすことがありません。電車の運転士さんはいろんなことを指差して確認しています。絶対に見落としてはいけないからですね。
「できているつもり」ではなく、確実な方法で行う、とても大切なことですね。