パラリンピック閉幕
- 公開日
- 2024/09/09
- 更新日
- 2024/09/09
お知らせ
9月9日 児童朝会
(熱中症対策のため、講堂で行いました)
8月のオリンピックに続いてパリで開催されていたパラリンピックも、日本の時間では今朝、閉幕しました。3年前の東京オリンピック・パラリンピック、テレビで観たことを覚えている人がいると思いますが、今回の「オリ・パラ」もいろんな選手の活躍を多くの人が観たと思います。各競技の後、インタビューされた選手たち誰もが、「多くの人に支えられた」「支えてくれた人たちに感謝したい」と語ります。本人が一番頑張って努力したからこそ活躍できているのに、自分のこと以上に周りの人のことを言うのです。もちろんいろんな人が支えてくれているのは事実ですが、競技した後のわずかな時間内で、うれしさや興奮よりもみんなに伝えたいことを頭の中で整理しているのだと思います。これだけは忘れず伝えたいこと、それが感謝の気持ちなんだと思います。
また、パラリンピックでは様々な障がいのある人が活躍しています。その人たちが共通して語るのは「どこかに障がいがあっても、できないことを悩むのではなく、できること、可能性のあることを頑張っていく」ということ。素晴らしい活躍を支えている考え方だと思います。
「オリ・パラ」はスポーツの祭典であると同時に「平和の祭典」ともいわれます。たとえ戦争や紛争が起こっていても、その期間は一旦停止して、選手たちが安心して活躍でき、誰もが見守ることができるようにと考えられてきました。ところが今は戦争を止めることができなくなってしまいました。4年後には戦争や紛争がなくなり、「平和の祭典」が実現してほしいと、強く思います。