学校日記

初夏を味わう<その2> (5.10 まっ茶ういろう)

公開日
2017/05/10
更新日
2017/05/10

給食・食育

♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る〜 ♪「茶摘み」より

 立春(2月4日)から数えて88日目の日を八十八夜といい、昔からこの日に摘み取られたお茶を飲むと、一年間、無病息災で元気に過ごせると言い伝えられてきました。

 給食では和菓子の「ういろう」も給食室で作ります。新茶がおいしいこの季節には抹茶を入れた「まっ茶ういろう」が今日の給食のデザートでした。
 給食では大量に作るため、どうしても上新粉が沈殿してしまい、上手に作るのが難しく、調理員さんの悩みの種でした。しかし、今回より「白いんげんペースト」(新食品)を加えたことで、よりなめらかに仕上げることができました。

 子どもたちは「今日はまっ茶ういろう?よっしゃ〜!」と給食の前から大はしゃぎです。校長先生からは「市販のものより甘さ控えめで食べやすく、もちもちとしていておいしいですね」と感想をいただきました。
 抹茶は和菓子だけでなく、ケーキやアイスクリームなどの洋菓子にも使われているので、子どもたちも大好きなテイストですね。

 最近は緑茶をいれる家庭も減ってきているように聞きます。時には日本の和の文化にふれ、ほっこりとしてみるのもいいですね。