秋の味覚 さんま (10.30)
- 公開日
- 2017/10/30
- 更新日
- 2017/10/30
給食・食育
『さんま』という名前は「体の幅が狭い」という意味の「狭真魚(さまな)」から呼ばれるようになったという説が有力なようです。「秋刀魚」の文字を当てるようになったのは、それから後のようです。
秋の味覚の代表とされてきた「さんま」は、ここ数年、不漁が続き、食卓から遠ざかってしまいましたね。
今日の給食は、甘辛いたれに山椒の香りをきかせた「さんまのさんしょう焼き」に「すまし汁、高野どうふの煮もの」を組み合わせた純和風の献立でした。
「たれをつけたらもっとおいしくなった」「家では時々しか食べへんから、骨を取るのが大変やった」「家ではおかあさんが骨を取ってくれる」「お父さんはめっちゃ骨取るのがうまいで」などと話ながらも、みんないつもより口数少なく、一生懸命に「骨とり名人」をめざしていました。
さんまなどのいわゆる「背の青い魚」には、血液の流れをよくし血管の病気を防ぐEPAや脳の活性化に有効なDHAを多くふくんでいます。魚離れが進む中、子どもたちが好きな魚料理は「おすし」だそうです。さんまやさばなど、骨や皮のある魚もすすんで食べて、いつまでも健康に過ごしたいものですね。