学校日記

朝礼のはなし「いじめについて考える日」

公開日
2020/07/06
更新日
2020/07/06

お知らせ

 先週に新型コロナの影響であいさつの声が小さくなったと話をしましたが、さすが鶴見小学校の子どもたちです。だんだんあいさつする子どもが増えてきました。この調子で、しっかりとあいさつできる子どもが増えてほしいなと思います。

 さて今日は金子みすゞさんの「こだまでしょうか」という詩を読んでみたいと思います。ところで「こだま」って知っていますか?山に向かって「ヤッホー」と言ったら山の向こうから「ヤッホー」と声がかえってくることです。

 こだまでしょうか        金子 みすゞ
 
 「遊ぼう」っていうと     「遊ぼう」っていう。
 「ばか」っていうと      「ばか」っていう。
 「もう遊ばない」っていうと  「遊ばない」っていう。
 そうして、あとで       さみしくなって、
 「ごめんね」っていうと    「ごめんね」っていう。
 こだまでしょうか、      いいえ、誰でも。

 言葉はこだまです。言葉は言霊(ことだま)とも言います。言葉はもう一人の自分です。友だちに言葉やメールなどのSNSで「死ね」と言ったり、送ったりする人は、必ずその言葉やメールがかえってきます。どんな言葉を使うかで、その人の人生が変わってきます。いい言葉を使って、「いい汗、いい顔、いい心」があふれる鶴見小学校にしていきましょう。

 今日、大阪市の小学校では「いじめについて考える日」です。クラスで友だちの気持ちを考えたり、互いを認め合うことについて考えたりしてみてください。