朝礼のはなし
- 公開日
- 2020/07/20
- 更新日
- 2020/07/20
お知らせ
せみが鳴き、ヒマワリが咲いて夏本番を迎える季節になってきました。みなさん体調を崩さないようにしてください。
さて今日は算数の問題を出します。
100−1=いくらでしょうか? 99ですよね。
でも帝国ホテル2代目総料理長の田中健一郎さんは、「100−1=0」であると言います。これは田中さんの仕事への誇りと気構えをあらわした式です。田中さんは「料理とは、手を抜かぬ心によってこしらえるもの」つまり、料理の世界では、少しの気のゆるみやごまかしで味のすべてが台無しになるので、0になるというのです。
校長先生は新型コロナウィルスの感染症対策も同じだと思います。少しの気のゆるみで、新型コロナウィルスに感染してしまうと、今まで頑張ってきたことが台無しになります。
今大阪では、新型コロナウィルスに感染する人が増えてきています。
しっかり手洗いしていますか?
三密にならないように気を付けていますか?
マスクをしないで、大きな声でしゃべっていませんか?
マスクを取ってもいいですが、しゃべらないでいますか?
しゃべっても、人と2メートル以上開けて、相手に聞こえるような声でしゃべっていますか?
新型コロナウィルスをすごく恐れなくてもいいですが、気をゆるめないで最低限気を付けることはがんばって続けていってほしいと思います。
ちなみに帝国ホテル2代目総料理長の田中健一郎さんはNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演されていて、
プロフェッショナルとは夢を持つこと、自分や仕事に誇りをもつことが大切だと言っています。