朝礼のはなし
- 公開日
- 2022/02/24
- 更新日
- 2022/02/24
学校行事
今日は相田みつおさんの
「自分の番 いのちのバトン」という詩を読みます。
父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうしてかぞえてゆくと
十代前で 千二十四人
二十代前では・・・
なんと百万人を超すんです
過去無量の
いのちのバトンを
受けついで
いまここに
自分の番を生きている
それがあなたのいのちです。
それがわたしのいのちです。
相田さんは「バトン」という言葉で、命がずっとつながってきたことを詩に表しています。自分の命も隣の子の命もみんなたくさんの命のバトンを受け継いで今ここに生きています。20代前まで計算してみると、なんと104万8576人です。そんなにたくさんの人がいて、今私の番を生きています。自分の命ある限り精いっぱい生きなければいけません。「精いっぱい生きる」とは自分のことを大事にすることです。それは一生懸命生きることです。つまり学校の合言葉の「いい汗」をかくことです。いい汗をかけば、おのずと「いい顔、いい心」になるのです。
「どうせ私なんか・・」「もうどうでもいい」などという言葉は自分を大事にしていない言葉です。自分の命も友だちの命も大切に思える人になってほしいと思います。