学校日記

いじめについて考える日

公開日
2024/01/22
更新日
2024/01/22

お知らせ

?今日は、「いじめについて考える日」として、児童朝会で、
「いじめをしないために されないために」をテーマに子どもたちに伝えました。

「平和の象徴であるハトと、肉食獣のオオカミ、どちらが残酷でしょうか。」と問うとほとんどの子どもたちは、オオカミだと考えて手を挙げていました。
 動物学者のローレンツ博士によると、二羽の鳩を一つのかごにいれると、喧嘩をはじめ、止まることなく最後まで攻撃し続けてしまうそうです。一方オオカミは、腹を見せると争いが終わります。本能で争うことを止めることができるのだそうです。
驚いていましたが、皆さんはオオカミよりも優れた能力と相手のことを考えられる心を持っているので、よく考えて、直ぐに辞めると思いますと伝えると、頷いていました。

 いじめには、?暴力によるいじめ ?言葉の暴力によるいじめ ?空気によるいじめがあります。いじめをするのも、やめるのも、とめるのもみなさん一人一人の「心」です。いじめをしない、させない、許さない学校にしていくのは、子どもたちの気持ち次第で変わります。

みんな一人一人、顔も体の大きさも考えも、きょうだいであってもみんな違います。全く同じ人は一人としていません。「人によって感じ方や考え方が違う」ということを伝え、自分と違うからということで、人をいじめることの対象にはなりません。

「いじめが許されない。いじめをなくすために」
1、言葉やしてしまったことは消せない
2、本人は「やめて」が言えない
 他の人が気付いてあげることが大切。その人の気持ちを分かってあげようとする優しい声掛けをしよう。
3、違いを認めよう
 人には違いがあり、違いがあるから良いので、互いの良さを見つけ合いましょう。
4、周りから「やめよう」の行動をしよう
 「やめよう」を言うには勇気がいりますが、友達と一緒に、また、先生やお家の人の力を借りてでも言いま しょう。見て見ぬ振りをすることはいじめです。
5、いじめは巡る
 相手にした事 は後に自分に返って来ます。

いじめの加害者にならないために、
軽くでも「嫌」と言われたら、すぐに止めよう。
自分がされても平気だから大丈夫」はダメです。日ごろから人が嫌がるかもしれないことをしない

ということを伝えていきました。

これから、誰もが安心した気持ちよく過ごしていけるようにするため、相手への関わり方を考えた行動となるよう、さらにより良い行動へと前進してくれることを願っています。