児童朝会 〜1月16日〜
- 公開日
- 2023/01/16
- 更新日
- 2023/01/16
その他
大阪モデルが「レッドステージ」となったため、全校児童が講堂で集合することを休止し、各教室と多目的室をオンラインで結んで児童朝会を行いました。
校長講話の内容は、次のとおり。
「みなさん、おはようございます。
3学期が始まって、1週間がたちました。
今日は、全校の皆さんに3学期に頑張ってほしいことを話したいと思います。
それは、『毎日の当たり前のことをきちんとする』です。
たとえば、家の人や友達や先生とするあいさつ、学校やクラスの約束やきまりを守ること、係活動や給食当番、委員会の仕事、毎日の掃除、そして、勉強や宿題などがありますね。
朝登校してきたときに、毎日「当たり前」にあいさつができる人は、他の場面でもきちんとしたあいさつや言葉遣いができています。
毎日の生活の約束が守れている人は、我慢することができたり、友達とも仲良く生活できたりしています。
また、「さすがだね」「すごいね」とほめられることも多いはずです。
でも、この毎日の「当たり前」をいい加減にやったり、ごまかしたりしていると、この「当たり前」の活動よりも少し大変なことをやろうとすると、できなくなってしまいます。
世界に目を向けると、戦争や貧しさなどが原因で「当たり前」に学校に通うことができない子どもたちが大勢います。
その子どもたちは、学校へも通えないような不自由な生活が生まれてからずっと続き、これからいつまで続くか分からない状態にあります。
この子たちにとっては、焼野小学校のみなさんの「毎日の当たり前」が「当たり前」でないのです。
みなさんの中には、学校に行きたくないと時々感じている人、宿題や勉強、当番や掃除から逃げたいと思っている人もいると思います。
でも、みなさんのように「当たり前」に学校に通い、「当たり前」のように友達と遊ぶことができているからこその、ぜいたくな悩みや不満なのかも知れません。
そこで、3学期は、今まで「当たり前」だったけど、ちょっと最近いい加減になったかもと思うことを、もう一度見直して大切にしていってほしいと思います。
皆さんが「当たり前」を大切にして頑張っている姿がたくさん見つけられるといいなと思います。」