児童朝会 〜8月28日〜
- 公開日
- 2023/08/28
- 更新日
- 2023/08/28
その他
2学期最初の児童朝会は、全学年の子どもたちが講堂に集まって行いました。
講話の内容は次のとおり。
「おはようございます。
みなさんの元気なあいさつは、とても気持ちがいいですね。
先週の始業式にもお話しましたが、2学期は、運動会、全校オリエンテーリング、6年生の修学旅行など、大きな行事があります。
また、1学期、2学期、3学期の中でいちばん長く、学校に来る日が82日あります。
大事な勉強の内容もたくさん出てきます。
そこで今日は、アメリカに伝わる有名なたとえ話を紹介します。
靴を売る会社に、AさんとBさんという2人のセールスマンがいました。
この2人が勤めるのは、別々のライバル会社です。
あるとき、この2人が、遠く離れた南の島に靴を売りに行くことになりました。
長い時間をかけて島に着くと、2人にとって予想外の状況が待ち受けていたのです。
何とその島の人たちはみんな、靴を履いていなかったのです。
その様子を見たAさんは、がっかりしながら、会社に報告しました。
「社長、えらいところへ来てしまいました。ここでは靴は売れません。だってみんな裸足なのですから。」
一方のBさんも、興奮しながら、急いで会社に連絡しました。
「社長、すばらしいところへ来ました。靴のよさを知らせたら、たくさんの靴が売れます。急いでありったけの靴を送ってください。」
AさんとBさんの違いを皆さんはどう思ったでしょうか。
同じ状況であっても、Bさんのように「ピンチだ」ととらえるか、Aさんのように「チャンスだ」ととらえるかによって、全く違う行動を起こすことになるんですね。
結果、ピンチを前向きに考え、チャンスにかえたBさんの会社はとても大きく成長したそうです。
みなさんは、『思うようにいかないな』『なかなかできないな』と感じたとき、『もうだめだ』と立ち止まってしまうのか、それとも、周りの助けをかりながら乗り越えていこうとするのか、それは自分の心次第です。
乗り越えていこうとがんばった先には、自信がついた自分、成長した自分が待っています。
みなさんもぜひ、2学期の学習や行事に、前向きに取り組んでいきましょう。
先生たちはみなさんのがんばりを一生懸命応援します。
これで先生の話を終わります。」
校長講話の後、担当から学校生活についての指導や、運動会の応援団についての連絡をしました。