学校日記

児童朝会 〜2月5日〜

公開日
2024/02/05
更新日
2024/02/05

その他

今日の児童朝会は、発熱や感染症等で体調をくずしている子どもが増えてきているため、講堂に集まらず、多目的室と各教室をオンラインで結んで行いました。

校長講話の内容は、次の通り。
「2月3日は節分でしたね。
 節分とは『季節を分ける』、つまり『季節の変わり目』という意味です。
 だから、昔は、春の始まりの立春、夏の始まりの立夏、秋の始まりの立秋、冬の始まりの立冬の前日の季節の変わり目のことをすべて「節分」と呼んでいました。
 と言うことは、なんと、1年に4回、節分があったということです。
 そして、これらの季節の節目には「邪気」が入ってくると信じられていました。
 豆まきは、「邪気」、つまり、見えない悪いものを鬼に見立て、それを追い払うために行われるようになった風習です。
 そこで、全国各地で豆まきの行事が行われています。
 節分の鬼といえば赤鬼のイメージが強いですが・・・。
 実は、節分の鬼の色は5色あります。
 それぞれの色の鬼は次のような性格だそうです。
 赤鬼は、欲深くて何でも欲しがる・・・『欲しがり鬼』です。
 青鬼は、悪口や嫌なことばかり言ういつも怒っている・・・『怒りんぼ鬼』です。
 黄鬼は、自己中心的で自分勝手でわがままな・・・『わがまま鬼』です。
 緑鬼は、やるきが出ない、だらだらするという怠け者の・・・『なまけ鬼』です。
 そして、黒鬼は、人を疑ったり、愚痴をこぼしたりする・・・『人のせい鬼』です。
 この『心の鬼』は、豆や落花生で外に追い払うことはできません。
 しかも、この5つの色分けされた鬼は、誰の心にも棲んでいるらしいですよ。
 自分には「心の鬼」はいないよと言う人も、もしかしたら、何かのきっかけで「心の鬼」が出てくるかもしれません。
 そんなときは、「心の鬼」を追い出そうという強い気持ちをもって『心の鬼』の鬼退治をしてください。
 自分の『心の鬼』を退治して、次の学年に向けてがんばっていきましょう。・・・」