修了式の校長講話の内容は次の通り。
「今日で学校の１年間が終わります。
　この１年間を振り返ってみると、みなさんの心や体は大きく成長しました。
　１年前の自分と比べてみると、自分でびっくりするほど変わったことが多くあることに気づくと思います。

　１年生の皆さんは、本当に心も体も大きくなりましたね。
　ひらがな・カタカナ・漢字もしっかり読めるようになりました。
　みんなで行動することや、話をしっかり聞いたり、みんなの前で話したりすることもできるようになりましたね。
　また、教室でとてもよい姿勢で学習できる人がずいぶん増えました。
　今、入学式に向けて、一人一人がしっかり言葉を言ったり、歌ったり、鍵盤ハーモニカを演奏したりして練習していますね。
　そんな大きく成長した皆さんは、４月から２年生です。
　みなさんが、やさしく、しっかりしたおねえさん、おにいさんになることを楽しみにしています。

　２年生の皆さんは、１年生を迎え、お兄さん・お姉さんとして学校生活のお手本となっていこうという気持ちを大切にがんばっていました。
　算数の九九がしっかり言えるようになりましたね。
　２月の学習参観では、自分たちの１年間の成長について、しっかり発表していました。
　「世界に１つだけの花」を手話で気持ちをこめながら歌う姿がとてもすばらしかったです。
　そんな元気いっぱいの２年生も４月からは中学年です。
　これからも、「３年生になるんだ」という思いをしっかりもって、がんばってくれることを楽しみにしています。

　３年生の皆さんは、社会科、理科、習字、リコーダー・総合など新しい学習が増えましたね。
　校外学習では、ハルカスやタスカル、くらしの今昔館で一生懸命学習していました。
　電車に乗るときも、見学するときも、とても態度やマナーがよくすばらしかったです。
　学習参観では、外国のことについて調べたことを、パソコンを使って上手にまとめて発表していましたね。
　いろいろなことに明るく、元気に取り組んだ３年生の皆さんも、次は４年生です。
　一人一人が中学年のリーダーとして、自信をもってこれからも努力してくれることを期待しています。

　４年生の皆さんは、この１年で４月の頃とは比べられないほど、堂々とした態度で様々な活動に取り組めるようになりました。
　自分から一生懸命取り組み、心も体も大きく成長しました。
　２月の参観の「10才の門出を祝う会」では、合唱や合奏をしたり、作文を読んだり、一人一人がいきいきと発表していました。
　そんな皆さんも、これからは高学年の仲間入りです。
　今の５年生を支えながら、焼野小学校をもっともっと元気で笑顔がいっぱいの学校になるように引っ張ってほしいと思います。

　５年生の皆さん立ってください。
　７月の自然体験学習では、いろいろなことに一生懸命取り組みました。
　また、友達を大事にし、協力する姿がとても立派でした。
　１年間を通して、委員会活動での活躍など、自分のための活動に加えて、学校のための活動にも積極的に取り組んできました。
　写真は、先週の金曜日の卒業式の準備の様子ですが、次の最高学年として、とてもしっかりとした動きを見せてくれました。
　みなさんの姿は頼もしく、15年目の焼野小学校を任せて安心、そんな思いにさせてくれました。
　そんな大きな成長を見せてくれた皆さんも４月からは委員会活動の中心であり、ドレミ班の班長となります。
　ぜひ、皆さんには焼野小学校のリーダーにふさわしい言動を心掛け、下級生から頼りにされるリーダーになってほしいと思います。
　みんなで支え合って、協力すればできないことはないと信じます。
　笑顔いっぱい、がんばってください・・・。」