児童朝会 〜5月13日〜
- 公開日
- 2024/05/13
- 更新日
- 2024/05/13
その他
今日は、「いのち・いじめについて考える日」です。
今朝の児童朝会は、全学年の子どもたちが講堂に集まって行いました。
校長講話の内容は、次のとおり。
「おはようございます。
今日は「いのち・いじめについて考える日」です。
大阪市の学校に通っている子どもたちみんなが、いじめについて考えましょう、という日です。
まずみなさんに質問をします。
『みんなと同じ』『みんなと違う』どちらがいいですか?
ところで、みなさんは、『うさぎとかめ』の話を知っていますね。
うさぎさんとかめさんが競争をすることになりました。
ゴールは山のてっぺんです。
うさぎさんは、さーと走っていって、『まだかめさんが山のふもとにいるから』とお昼寝をしました。
そうして寝過ぎてしまっているうちに、かめさんがゴールしてうさぎさんが競争に負けてしまった、と言うお話です。
このお話の歌があるのは、みなさん知っていますよね。
♪ もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか♪
歌の中で、うさぎさんはかめさんに「世界でいちばん遅い」と言っています。
この言葉、どう思いますか。
うさぎさんにそう言われて、かめさんはきっと悲しくなったり、悔しかったり、腹が立ったりしたことでしょうね。
かめがうさぎのようにピョンピョン跳べるわけはありません。
たしかに足はおそい。
でも、かたいこうらをもっていて、体を守るために役に立ちます。
それぞれ、得意なこと、苦手なことって必ずあります。
もちろん練習や勉強をして努力すれば、できるようになることもあります。
これは、とっても大事なことです。
でも、努力しても変えられないこと、みんなと違うことで人を馬鹿にしたり、非難したりすることはできません。
かめさんは、かめさんとして生まれてきたのです。
うさぎさんには、なれません。
このお話でかめさんは、どうしたのでしょうか。
うさぎさんに『おまえだって、目が赤くてきもちわるい』とか『じゃあ、泳いでみろ』とか言いませんでしたね。
それに、あえて自分が苦手なかけっこで競争しました。
もしかしたら、かめさんは、自分が負けた後で『うさぎさんは、本当にすごいね』って言ってあげるつもりだったのかも知れません。
人はそれぞれ得意なこと、苦手なことがちがいます。
それだけではなく、顔や体、好きなことや嫌いなこと、生活の仕方や考え方なども人によって違います。
みんなは同じ焼野小学校の子どもたちですが、みんな一人一人ちがいます。
一人一人がちがうから、一人一人がすてきなんです。・・・(続く)」