学校日記

取材をうけました。    (校長室だより 2.16)

公開日
2015/02/16
更新日
2015/02/16

校長室だより

 13日(金)に「うえまち」という新聞の取材をうけました。その名のとおり上町台地周辺の中央区・天王寺区・阿倍野区の家庭に無料で配布される地域情報紙で、72,000部を発行しているそうです。「学校探訪」というコーナーがあり、そこに掲載するための取材です。
 はじめの電話の感じでは、一人の記者の方が来られると予想していたのですが、実際は4人もお越しいただきました。理事長・編集長・記者の方々と大阪教育大学の森田教授の4人です。森田教授と私が対談している様子を記事にまとめるという趣向です。
 対談では、色々な内容の話をしましたが、話をしている中で一つ気づいたことがありました。どんなことかと言うと、「人と話をするのは、相手に何かを伝達したりコミュニケーションをとったりすること。」と考えるのが一般的ですが、それと同時に、一人で考えている時より自分の考えが深まっていくことに気づいたのです。相手からの言葉が触媒として働き、自分の思考が活性化していくのを感じました。私にとっては新たな気づきで、多くの人と出会いコミュニケーションをとることの大切さを再認識しました。
 その意味で、1,196人が一緒に生活する常盤小学校は、人間関係づくりの観点はもちろんですが、自分の考えを深める観点からも格好の場であると言えます。森田教授や記者の方々も、児童数の多いことで、様々な人間関係が生まれ、社会性が培われていく土壌となることが、常盤小学校の“強み”だと言っていただきました。取材を受けたことで、新しい発見をしたよい一日となりました。