昆虫に詳しい人に話を聞いてみると、色や干からびた感じなどから「もう羽化しないだろう。」とのことでした。さなぎが生きていれば、触るとフリフリッと動くそうなので、触ってみましたが、微動だにしませんでした。驚いたのはその軽さでした。中身がつまっている感じはなく、何も入っていないのではと思うほどでした。

もはやこれまで。さきほど東校舎の裏に埋めてきました。（２枚目の写真）ずっとさなぎを支えていた木の枝が墓標です。さなぎにまでなったのに、成虫にしてやれなくてごめんな。

羽化しなかった理由はわかりません。さなぎ自体に問題があったのかもしれないし、なかったとしたら
・猛暑の影響
・風が通らなかった
・湿気が足りなかった
などが考えられますが、これだと言い切ることはできません。

本来ならば、３枚目の写真のように、美しく大きな羽をもつアゲハチョウが姿を現すはずだったのですが…残念です。