学校日記

社会見学 〜阿倍野防災センター〜(4年2,5組 11月21日)

公開日
2024/11/22
更新日
2024/11/22

4年生

 4年生は、社会見学で阿倍野防災センターに行きました。9月に学習した「自然災害から命とくらしをまもる」の単元に関連した社会見学です。

 防災センターに到着すると、さっそく大型スクリーンで映像を視聴しました。もしも大阪市で巨大地震が起きたら、どのように身を守るべきか。子どもたちは食い入るように映像を見ていました。

 次は消火器体験です。子どもたちの目の前のモニターには、火のついた鍋が! 黄色い安全ピンを抜いて、ホースを鍋に向けます。いざ、消化開始。上手く消火できてガッツポーズの児童もいれば、消火できずに悔しがる児童も…。

 火事で避難する際のポイントも学びました。一酸化炭素を吸わないように口を布で覆い、姿勢を低くして避難します。

 最後は震度7の模擬体験です。阪神淡路大震災を再現した約40秒の揺れ、南海トラフ大地震を想定した1分間の揺れを体験しました。足を肩幅に開き、手すりをしっかりとつかんでいた児童でしたが、大きな揺れと共に体が前後左右に揺さぶられていました。想定を超える大きな揺れに、恐怖を感じた児童もたくさんいたようです。

 30年以内に発生する確率が70〜80%(2020年1月24日時点)と言われている南海トラフ巨大地震。大切なのは防災、減災のための日ごろからの備えであると考えます。子どもたちには今回の社会見学、単元の学習を踏まえ、災害への備えや災害時の対応についてぜひ、お家で話し合ってもらいたいと思います。