これまでにも、前に立って算数の授業をしているので、Ｎ先生も子どもたちも慣れたものです。まるで担任のように自然に授業を進めていました。

「公約数」の意味を知るために、「えんぴつ１２本とノート１６さつを、あまりがでないように分けられるのは、子どもが何人のときでしょうか。」という問題に取り組んでいました。

表を使って、子どもが１人のときは、えんぴつもノートも分けられる、２人のときも分けられる、３人のときは、えんぴつは分けられるけど、ノートはあまりが出てしまう…、というふうに順番に調べ、「公約数とは？」という課題に迫っていっていました。

たくさんの子が手を挙げて発表していました。教室をまわりながら、ときおりしゃがんで子どもにアドバイスをしているＮ先生の姿が印象的でした。