学校日記

キラリと光る  (校長室だより vol.75)

公開日
2016/05/19
更新日
2016/05/19

校長室だより

 快晴の朝、駅へと向かうバスの窓がキラリと2・3度光りました。「何かな?」と思って外を見ると、田んぼに張られた水が太陽の光を反射していたのです。まだ張られていない所も、しっかりと田おこしができていました。そう!もうすぐ田植えが始まるのです。
 私が子どもの頃は、田植えは6月と決まっていました。しかし、稲の品種改良や台風被害を避けるためもあって、時期が早まっているようです。農家の方に、稲の成長は日照時間と深くかかわっていて、その時間の合計で稲刈りの時期も変わると聞いたことがあります。
 毎年、田植えから稲刈りまでの成長の様子を車窓から見るのが楽しみです。田植え直後、苗はほんの少しだけ水面上に出るだけですが、数週間たつと水面が見えないほど成長する様子は圧巻です。自然のすばらしさと農家の方々の技を感じます。