この物語を読んで、子どもたちは、「太郎は変わったのか、変わっていないのか。」について考え、その理由をノートに書いていました。

「太郎は、殿様のことをきっかけに、よわむしから強い人に変わった。」
「太郎は、何も変わっていない。もともと強い人だ。」

黒板が意見でいっぱいになるぐらい、たくさんの子が発表していました。さながら討論会の様相です。よかったのは、自分の意見を一方的に主張するだけではなく、友だちの考えを聞きながら自分の考えを深め、話し合いを進めていたところです。比較分析しながら考える力が、身についてきていますね。