社会科の「ごみと社会」の学習に関連して、南部環境事業センターの方に来ていただいて、パッカー車へのごみの積み込み体験をさせていただきました。
まず2時間目に、講堂でごみの種類や分別に関するお話を聞きました。家庭ごみは、普通ゴミ・粗大ごみ・資源ごみ・容器包装プラスチック・古紙衣類に分けて収集されていますが、「これはどっち?」と迷ってしまういうものもあります。センターの方が映像資料をスクリーンに映しながらていねいに説明してくださいました。先生も真っ青の巧みな話術に、みんな引き込まれていました。
時間の最後は○×クイズ。学習したことの確認をしました。全問正解できたかな?
3時間目、運動場に出ると、パッカー車3台が4年生を待っていました。新聞紙を詰めたごみ袋をごみに見立てて、3〜4人ずつ同時に投入口に放り込みました。投入口の横にあるボタンを押すと、ごみが中に押し込まれていきます。
ごみをすくい上げたり奥へ押し込んだりする回転板や押込板。スーッとなめらかに動いていますが、実はものすごいパワー! 大きなたんすを入れると、「バキバキ」「ボキボキ」と大きな音をたてて、ものの見事に粉砕。巻き込まれると大けがをするというのがよくわかりました。投入口の下に、足で操作できる緊急停止スイッチがあるのは、万が一の大事故を防ぐためなんですね。
最後に質問タイム。「大阪市でごみ処理の仕事をしているのは何人ですか?」「大阪市にあるパッカー車は全部で何台ですか?」「ごみ収集車のことをなぜパッカー車というのですか?」などなど、時間いっぱいまで質問をぶつけていました。ちなみに「パッカー車にはどれぐらいのごみが積み込めるの?」の答えですが、一度に積み込めるのは、平均的な量の家庭ごみ500家庭分だそうです。車内ですさまじく圧縮されているんですね。どんな状態になっているのでしょうか。
4年生のみなさん、今日学んだことを忘れず、これからの生活の中で生かしてくださいね。南部環境事業センターのみなさん、今日はいろいろ教えていただき、ありがとうございました。