ていねいに
- 公開日
- 2020/09/09
- 更新日
- 2020/09/09
お知らせ
9月9日(水)
3年1組の前を通ると、背筋をピンと伸ばした児童の姿が目に入りました。
習字セットを机に広げて、担任の先生の説明や指示を集中して聞いています。教室の入り口近くに座っていた子に、「習字のお勉強、今日が初めてなの?」と訊くと、「はい」というお返事。隣に座っていた子も嬉しそうに「うんうん」と頷いていました。
用具の置き方や準備をはじめ、書く姿勢や筆の持ち方などを、担任の先生が一時に一事でていねいに指導していくと、子どもたちも見たこと聞いたことを守りながら、ていねいに学んでいきました。
学校の習字で子どもたちが初めて書いたのは、横棒一本「—」です。その一本についても先生が墨の付き具合を確認し、筆に含ませる墨の量を調節するよう指導していました。
基本事項を学んだ子どもたちは、その後、縦横縦横…と自由に書きながら毛筆に慣れる時間に嬉々として取り組んでいました。
ていねいな指導にていねいな学び、そのうちにていねいに書かれた字が教室の後ろや廊下に掲示されると思います。それが楽しみです。