学校日記

「させる」から「する」

公開日
2019/04/15
更新日
2019/04/15

学校日記

平成31年4月15日(月)全校朝会の進化
毎週、月曜日の朝はすべての子どもたちと大人が集まります。このあたりまえに行なっている朝会を進化させることにしました。その目的は「3つの風船をふくらませるために」です。これまでは大人が引率し、号令をかけ、整列させ、子どもたちは話を聞いていました。子どもたちは、毎回同じ指示や号令に従い、動いていました。ここを進化させるべく、今年度からは「自分で考えて、自分から動く」「自分も人も大切にする」ため指示や号令をなくすことに「失敗を恐れずに、チャレンジ」します!
まず入場。8:30までに体育館の入口付近に自分で来ます!8:30に音楽が流れ、その合図で体育館に入ります!入った人から自分の場所に立ち、その場で足踏みをしながら列を整えます!音楽が止まったら足踏みをやめ、朝会を始める空気をつくります!その後、話や連絡のある人が前に立ち伝えます!開始や入れ替わりの合図はありません!前に誰が立っても話を聞くことに変わりはありません!最後にハンドサインでその場に立ちます!空気が止まったら退場の音楽が流れます!入口に近い人が先頭で、1年生から順番に教室に帰ります!待っている間は中を向いて、音楽に合わせて手拍子します!そして、歩いて教室まで帰ります!
子どもはもともと「自ら学ぶ」存在です。「〜させる」という強制のスタンスから、「子どもは自分でする」という信頼のスタンスにこちらが変化した時に、子どもは自ずとそのような存在へとシフトしていくのだと思います。「〜させる」と「子どもが〜するよう関わる」は些細な違いのようですが、「勉強させよう」と思ってかける言葉と、「この子は自分で勉強する子だ」と思ってかける言葉とでは、子どもへの伝わり方は明らかに違います。
子どもを信じて!子どもに託し!子どもから学ぶ!毎週の小さな積み重ねが、大きな成長へとつながることを信じています!