ともに学校をつくるために!
- 公開日
- 2019/05/05
- 更新日
- 2019/05/05
学校日記
令和元年5月5日(日)小国先生の感想
昨年度より桜小学校の学校づくりにご指導いただいている東京大学大学院教授の小国善弘先生から先月末来校された時の感想が届きました!
南港桜小学校の先生方
先日は授業を見学させてくださり、ありがとうございます。全体として、子どもを大事にしようという先生方の思いが伝わってくる授業が多かったような気がします。
しんどい子どもが大切にされる教室へと南港桜の先生方の教室が変わってきているような全体としての印象を持ちました。
<全体の感想>
三つの風船の話を校長先生からうかがいました。
・「自分も人も大切にする」子どもを育てようとしたら、「自分も人も大切にできる」教室を大人が保障しないといけないのでしょう。そうなると、「自分のこともできていないのに人の世話を焼いてはいけません」なんて、大人が言ってはだめだということですよね。友達同士のかかわりをたくさん増やすことも重要でしょう。
「失敗を恐れずチャレンジする」子どもを育てるのは、「失敗を楽しみ、失敗から一緒に学ぶことのできる」教室を保障しないといけないわけですね。
「自分で考え、自分から動く」子どもを育てるには、すべて指示しているようではだめなのだろうと思います。
・そうすると、先生が子どもが正しい知識を獲得できるように教えることも大事だとは思いますが、子ども同士で、いろんな試行錯誤ができる時間をどのように授業の中に取り入れるのかということが大事なのだろうと感じます。
・では、そのためになにができるのか。そんな挑戦と学び合いが先生方のなかで深まっていくと素敵だなと思います。「失敗を恐れずチャレンジする」子どもを育てるためには、失敗を恐れずチャレンジする教職員の集団が必要ですよね。そんな先生方の学びの姿を次回はぜひ研修の場で見せていただけたらと感じています。
・今回見せていただいたクラスは、感想をきちんと書けなかったクラスも含めて(ごめんなさい)、すべて素敵な子ども、素敵な先生たちの学級でした。次回改めてお目にかかる機会を楽しみにしています。
小国喜弘
今年度の研究テーマである
「子どもが学ぶ、子ども同士が学び合う」授業研究に向けて、一人ひとりが当事者意識を持って挑みます!そのためにも小国先生とともに学びましょう!いい意味で小国先生を利用しましょう!すべて「自分で考え、自分から動く!」です!