学校日記

異学年の学び合い

公開日
2019/05/26
更新日
2019/05/26

学校日記

令和元年5月26日(日)ホリデーコラム28
「シンプルな方法で学校は変わる」(吉田新一郎 岩瀬直樹 著 みくに出版)より、

私たちはどんなときによく学べるでしょうか。聞いたとき、見たとき、話し合ったとき、体験したとき、など人によって違います。私たちは、聞いたときに納得したり、わかったつもりになっても、基本的には「右の耳から入って、左の耳から出ていってしまう」のたとえそのままに、ほとんど残らないようです。(中略)
そして実は、「人に教えてみる」というのも、力強い学び方です。人に何かを教えるときにこそ、なんとなくだった自分の理解を、言葉で整理し、その上で外化することになり、一段と理解が深まります。そして多くのものを頭の中にとどめることになるのです。
これは、これまでの「教える」「学ぶ」という関係を逆転するような現象です。教師ががんばって教えれば教えるほど、黒板の前に立って話したり、黒板に書いたりすることになりますから、先生ばかりが学んでいることになります。これでは本末転倒です。
それに対して、教師ばかりが話したり、教えたりすることをやめ、生徒たちが体験し、さらには互いに教え合ったりしたときに、より多くの学びが得られます。そう考えると、自ずと教師は何をすべきか明らかになります。

みなさん!教師は何をすべきでしょうか?一度立ち止まって考えてみませんか?

続きはまた来週!