学校日記

ファシリテーターとは9

公開日
2019/06/28
更新日
2019/06/28

学校日記

令和元年6月28日(金)モーニングコラム17
「学校が元気になるファシリテーター入門講座」(ちよんせいこ著 解放出版社)より、

「教職員のためのファシリテーター度10のチェックシート」から(その8)

8.上手に人に頼ることができる。

隣のクラスと自分のクラスをつい比べてしまう。担任であれば、誰しも経験することです。自分のクラスがうまくいかないと、つい背負いこんでしまう。やみくもにがんばってしまう。頑なになって、ほかの声が聞こえなくなる。熱心な人ほど、そうなりがちです。また、助けを求めるのは恥ずかしい、がんばりが足りないと感じる人もいます。でも学級経営は担任一人の力でするものではありません。チームプレーが必要です。バレーボールにフォーメーションがあるように、教職員同士もフォーメーションを組みましょう。

桜小のめざすチーム像のひとつに、「できないことは人の力を活用する」があります。まさにこのことを指しています。「めげない!ぶれない!かかえこまない!」これは、私が校長受験のときに面接官に伝えたメッセージのひとつです。教師1人が抱え込んでもいいことは何一つありません!すべてをオープンにして、できないことをさらけ出して、できる人の力を借りる!それは目の前の子どものためです。そんなチームは強いですよ!
(その9へ続く)