学校日記

文科省を悪者に?

公開日
2019/07/07
更新日
2019/07/07

学校日記

令和元年7月7日(日)ホリデーコラム39
昨日、自宅に近い桃山学院教育大学で「未来を作る人間教育フォーラム」が行われました。基調提案に文部科学省初等中等教育局財務課長の合田哲雄さんが話されました。合田さんはこれまで初等中等教育局教育課程課長もされ、学習指導要領の改訂の中心人物として手腕を発揮された方であり、現在多忙な日々を送られている方です。その方の講演ということで大いに楽しみにして会場に足を運びました。
様々な視点からのお話でしたが、なかでも次の言葉が印象に残りました。それは、「どうぞ、学校現場のみなさん!『昨年もやっていたから・・・』や『自分が校長の代では変えられないから・・・』や『子どもたちがかわいそうだから・・・』などと言った理由で変化に二の足を踏む時は、文科省を悪者にしてチャレンジしてください。これからの時代は、『みんなと同じからみんなとちがう』です。そのためには文科省は支援を惜しみません。」とおっしゃったことです。

個性が重視される時代、「個の時代」がまさにこれからの時代なのです。そして、これまでやってきたからという「前例主義」や、これしかないという「正解主義」ではなく、今できるベストを選ぶ「先例主義」や、やり直して、よりよいものをつくり続ける「修正主義」に舵を切らなければなりません。
合田さんのお話から、めざす教育観の再確認ができた時間でした。