めざすチームの姿を!
- 公開日
- 2019/07/22
- 更新日
- 2019/07/22
学校日記
令和元年7月22日(月)特別支援教育研修
午後は大人の学び!まずは、ワールドカフェによる学び!これは、テーマ沿って、まずは自分の考えを!そして、グループ内で共有したあとは、それぞれのグループに分かれて、互いの考えを知り合います。
今回のテーマは「子どもと子どもが、つながる教室での、大人の役割とは?」でした。それぞれのグループからは、大切にしたいこととして、「苦手を声にできる学級づくり」や「目の前の子どもに沿った関わり」や「ジャッジでなく通訳をすること」や「子どもを知ること」などなど一人一人が自分の考えをアウトプットしました。なかでも「大人と大人のつながりが子どもをつなげる!」というまさに大人のチームにとっての核心にふれた考えも飛び出し、対話を通じた活気のある学びの場になりました。
次に「なかよし学級でこんなことしてます!」をテーマになかよし学級の様子を映像や写真で共有しました。その子どもの課題は何?その子どもが食いつく教材は?余暇の過ごし方は?など普段の子どもたちの様子を知ることができました。話の中でも印象的だったのは、「子どもは自然につながる」ということです。同じ空間にいるだけで、勝手にというか、互いが興味を持ってつながることです。これって大人も同じですよね。互いが相手に興味があれば、つながるきっかけが生まれます。少しそれますが、「相手の関心のあることに関心を持つこと!」世界中のすべての人がこうなれば、ケンカやイジメや、大げさですが戦争だってなくなるかもしれません。
子ども理解で恐いのは、「その子のことをわかった気になる」ことです。わかった気になって、目の前の子どもを見ずに、たとえば障害名や伝聞だけで、子どもを見てしまう、くくりで見てしまうことです。
大人が目の前の子どもをありのままに見て、大人同士がその子どもの悩みや迷いをありのまま共有し合えれば、その子どもにとってのベターを選択できます!支援は日々変わります!変えてはいけないのは子どもを取り巻く大人の良好なつながりです。
チーム桜は「教えるから促す」「できないことは人の力を活用する」「子どもから学ぶ」「すべての子どもをすべての大人で見守る」チームをこれからもめざします!