心配って?
- 公開日
- 2019/07/25
- 更新日
- 2019/07/25
学校日記
令和元年7月25日(木)モーニングコラム29
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、
息子よ。キミが5歳のとき、風邪をひいて熱を出して幼稚園を休んだことがあったね。そのとき、ノドが乾くからスポーツドリンク「アクエリアス」を買ってきてとカミさんに頼まれた。カミさんとしては息子をひとり残して外に出かけるわけにはいかない。でも、僕は僕で当時、勤務していた会社へ向かわなければ間に合わないギリギリな状況。そこで、心の中でアクエリ、アクエリとつぶやきダッシュで「アクエリアス」を買いに行き、ダッシュで家に戻って、またダッシュで会社へ向かった。それを知ったキミはひと言、カミさんにこう言ったそうだね。
『とおちゃんにもアクエリ、ひと口飲ませてあげればよかったね』
息子よ。とおちゃんは大人だから、だから、ひと口くれなくて大丈夫。それより、『ひと口飲ませてあげればよかったね』その気持ちが何よりうれしかったな。「心配」って、心を配るって書く。僕はキミを心配していたけど、逆にキミは僕に心を配ってくれてたんたね。ありがとね。
子どもって親の姿を見ているんですよね。どんな背中を子どもに見せているのか?とんな背中が子どもの目に映っているのか?大人がチャレンジして、失敗して、やり直して、またチャレンジする!そんな姿を子どもたちに見せ続けませんか?