学校日記

子どもの心

公開日
2019/08/10
更新日
2019/08/10

学校日記

令和元年8月10日(土)ホリデーコラム50
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、

「子どもは気楽でいいよな」って思いますよね。なんたって親が養ってくれるから。でも、本当にそうでしょうか?
子どもは、毎日、学校に行かなくてはいけない。先生の言うことには絶対的に従わないといけない。うちの子は髪が耳にかぶっただけで先生に「髪を切ってきなさい」と怒られます。5分遅れたら、「5分行動ができないお前は脳が腐ってる」と怒られます。とはいえ、うちの息子は、実際に先生に怒られたそのセリフを、モノマネして家で笑いを取ってますけどね。高校生の娘も化粧して学校に行ったら怒られて、化粧を落とされています。学生は、化粧も自由にできないんです。
退屈な授業も最後まで聞いていないといけません。門限だってあります。遊びに行こうにも使えるお金が限られています。子どもは、風呂すら気楽に入れないね。大人の方が自由でしょう?飼い犬が首に鎖をつけられているように、子どもは、親の鎖をつけられているのです。
しかし、大人になると、その鎖がとれるのです。さあ、自由です!
僕は子どもより大人のほうが断然、自由で面白いと思います。大人は自分の人生を自分で決める自由があるからです。さあ、大人の衆よ。今こそ大人を謳歌するのだ!
ですが、ですが、大人を謳歌するには、やっぱり、「今を楽しむ子どものハート(心)」が不可欠なのです。
「未来を考える力(大人力)」と「今を感じる力(子どもの力)」をかけあわせると、「オトナコドモ(頭は大人でハートは子ども)になり、これぞ「ザ・無敵」です。


いつまでも「子どもの心」を忘れたくないですね。だって私たち教職員は子どもを相手の仕事ですからね!子どもから学ぶ大人であれ!