学校日記

見取る力?

公開日
2019/08/19
更新日
2019/08/19

学校日記

令和元年8月19日(月)サマーヴァケーションコラム15
「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、

したがって、教師は、子供がどのような学びの状況にあるのかを見取ることができなければならない。かつての一方通行で教師中心の「チョーク・アンド・トーク」の授業では、子供の学びを見取ることができなくても何とかやってこられた。しかし、これからは学習者である子供が主体である。「どんな思いをもち、どんなことに関心があるのか」「現在の知識の獲得の状況はどのようなものか」「どのようなことを考えているのか」と教師が子供の学びを丁寧に見取ることが求められる。それができなければ、授業改善は難しく、これからは、今まで以上に見えにくいものを見取る力が求められると考えることができる。(明日へ続く)


「 見取る」とは地道で、繊細な作業なのですね。まさに、ここから「子どもから学ぶ大人」が生まれます!「学び合い」における教師の役割は、なにもしないわけではない、反対に一筋縄ではいかないものなのです。では、見取るポイントは明日!