学校日記

変化に対応する力!

公開日
2019/08/24
更新日
2019/08/24

学校日記

令和元年8月24日(土)ホリデーコラム59
「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、

堀江貴文さんは「多動力」(幻冬舎)という本の中で、「3つの肩書きを持てばあなたの価値は1万倍になる」と言っています。彼は「実業家とコンサルタントとプログラマーとロケット開発者」と、実にマルチに活躍しています。私も「医師とサーファーとヴァイオリニスト」の3つの肩書きを本気で目指しています。
今後は、ますますIOT化が進み、すべての産業の勝負がインターネットという土俵で決まるようになります。これからの経営者に求められるのは、「変化に対応する力」です。時代の流れやニーズの変化に対応できる企業が生き残るのです。ですから、マルチタスクは経営者の基本だといえるでしょう。周りを見渡してみても、優秀な経営者は、みなマルチタスクです。その上、毎日をワクワクしながら生きています。肩書きを複数持つように人生戦略を組み立てると、生きることが面白くなるのです。
ときどき、「マルチタスクができるのは、もともと能力が高い人だから」と言う人がいますが、それは違います。なぜなら、能力にこそダイバーシティ(多様性)があるからです。才能のない人など1人もいません。しかし、ほとんどの才能が誰にも気づかれることのないまま、墓に入ってしまうのです。
食べ物を無駄にするのは「もったいない」と言われますが、才能を開花させないことこそ、最大の「もったいない」ではないでしょうか?
僕は44歳でヴァイオリンを始めるとき、7歳の男の子の演奏動画を見ました。そして、「小学生ができるなら自分にもできる」と言い聞かせました。
こうして僕は、いまも「できない」のリミッターを外す努力をしているのです。


これからの時代に必要な力は「変化に対応できる力」この力を子どもたちにつけなければなりません。そのためにも、まずは大人である私たちが、変化に対応できなければなりません。「得意」と「得意」のかけ算でオンリーワンになるために、「2足のわらじ」ではなく「3足のわらじ」を履けるよう、自分の視野を広げなくてはなりません。