学校日記

子どもたちの変化!

公開日
2019/09/06
更新日
2019/09/06

学校日記

令和元年9月6日(金)5年 理科 花から実へ
「アブラナには1つの花で受粉→実ができるんやけど、そうじゃない花もあるねんで!」
「え?どういうこと?!」

子どもたちの目が輝きました!

それから、学習園へ行って、ヘチマとカボチャの花をとってきました。
見比べてみると、様子が違う花があります。

「花にもオスとメスがあるんやで。どっちがどっちかわかる?」

子どもたちが話し合いました。

次に、「雄花と雌花、どっちの方が多いと思う?」

またまた頭を抱えて話し合いが始まりました。
クラスのみんなに聞くと、雌花の方が多いという意見が圧倒的に多かったです。
その中でも、雄花が多いと思った子が集まって意見を交流しました。

「前に出てきてみんなの前で、考えたこと発表して!」と、雌花チームと雄花チームに分かれて討論が行われました。

雌花が多いと答えた子は、「子孫を残すためには、お母さんが多くいた方がいいから」と答えました。

一方、雄花が多いと答えた子は、「花粉症になる人って多いと思うから、花粉がいっぱい飛んでることを考えると雄花が多いと思う。」
「ヒトの受精で、卵子に精子がたくさん集まってたから雄花の方がたくさんあると思う。」
「雄花にはつぼみがたくさんついてるから、いっぱい花が咲くんじゃない?」
と、たくさんの自分の考えを伝えることができました。

それを聞いていて、うなずく子や、あー。なるほど。と声をもらす子もいました。

答えは子どもたちに聞いてみてください。



今まで、こうした光景はあまり見られなかったです。
前に出てきて、黒板を使って説明をしたり、自分の意見を言う時に、誰が言うか譲り合ったりと、1学期と比べて友だちを思いやる行動や、発表や表現の工夫が増えました。

「自分で考え、自分から動く。」

黄色い風船をふくらませようとしている子どもたちの姿が、授業をより盛り上げてくれた時間でした。