学校日記

主役はだれ?

公開日
2019/09/23
更新日
2019/09/23

学校日記

令和元年9月23日(月)ホリデーコラム71
「2020年からの教師問題(石川一郎 著ベスト新書)」より、

3つの問題点ひとつめ
「教師なのに主役感を持ってしまう」

例えば、次のような話を職員室でする教師が、少なからず、どの学校でも数人は、存在します。
「自分が担任した学年で○○大学に何人合格させた」
「自分が指導した○年度のチームを○○大会で優勝させた」
生徒たちが、何かにおいて素晴らしい結果を残すのは、教師としてもとても嬉しいことです。嬉しくてそれを周囲に語ること自体はまったく問題ありません。
問題なのは、「自分が〜させた」という感覚なのです。(中略)
さらに厄介なことに、このように「主役感」を持っている教師は、生徒から見れば、実績があってカリスマ性もある「いい教師」とされていることが多々あります。「あの先生についていけば大丈夫」との信頼感が厚く、一部の生徒からとても人気があるからです。
このタイプの教師は、指示を徹底するのが特徴です。(中略)
「そういう教師の何が問題なのか」という考えを持つ方もいるかもしれません。
確かに、今まではそれでよかったかもしれません。知識の習得が第一義であったこれまでの教育では、生徒が無駄に回り道をすることなく、最短距離で「正解」にたどり着くように指示し続けることができるからです。
ただ問題は、・・・(明日へ続く)





主役はだれ?もちろん子ども!教師ではありません!なのに主役感を持ってしまう大人!
2020年以降は明確に変わります!主役は子どもだと!いつもその子どもから学ぶ大人でなければなりません!