学校日記

なにわの伝統野菜 〜管理作業員室〜

公開日
2020/11/12
更新日
2020/11/12

学校日記

 昨年度は、地域のみなさんに学習園の栽培支援(桜ファームサポーター)をしていただいていましたが、新型コロナウイルス禍のために活動ができずにいます。

 その空いていた学習園に、先日、事務員さんと管理作業員さんが冬野菜の苗を植えてくれましたが、ずいぶん大きく育ってきました。

 よくある大根かな思っていましたが、「ずいぶん大きくなってきましたね。」と、はなしを聞くと、なんと「なにわの伝統野菜」の「田辺大根」と「天王寺かぶら」でした。

 むかし、「天下の台所」と呼ばれた大阪の食文化を支えた食材です。今では生産性の良い品種にとってかわられて姿を消した貴重な野菜たちです。

 信州(長野県)土産で有名な野沢菜は、もとは天王寺かぶらが伝わっていったものと言われています。

 江戸時代には広く栽培されていたものなんだなと、思いをはせて見てください。なにわ伝統野菜には、おせち料理の食材として使う「金時にんじん」や「吹田くわい」など、ほかにもあります。詳しくはこちらをクリック。