学校日記

自分がされていやなことは人にしない・言わない!

公開日
2018/05/07
更新日
2018/05/07

学校日記

平成30年5月7日(月)全校朝会「自分も人も大切にする」
 GW明けの朝の正門前にて、泣きながら登校する1年生と出会う。どうしたの?と聞くと、「GW終わっちゃったから・・・」と小さな涙声で答える。私には涙はないですが、この子の気持ちはよくわかります。
 いよいよ5月に入りました。梅雨空っぽい空の下、子どもたちは元気よく門をくぐりました。4年生の遠足は残念ながら延期となりましたが、全員がそろって講堂に集まることができました。今日は子どもたちにある野球選手のお話をしました。連続試合出場の日本記録である2215試合を達成した衣笠選手のエピソードです。161個のデッドボールを受けながらも試合に出続けた衣笠選手。ある試合で相手ピッチャーの西本選手から左肩にデッドボールを受け、骨折しました。それでも次の試合では代打としてバッターボックスに立った衣笠選手。しかもフルスイングの三球三振!なぜ?フルスイングをしたのか?試合後のコメントで衣笠選手はこう答えました。「一つ目はファンのため!」「二つ目は自分のため!」そして、「三つ目は西本選手のため!」・・・三つ目に感動しました。・・・どんなときにも相手のことを気遣い、相手の立場になって考えることのできた人、それが衣笠選手です。まさに「自分も人も大切にする」ことを身を持って証明した人でした。桜小の子どもたち全員が、衣笠選手のように「自分も人も大切にできたら、いじめは起きません!」世界中の人々が、衣笠選手のように「自分も人も大切にできたら、戦争は起きません!」そして、どんなときにも大切にてほしいことは、「自分がされていやなことは人にしない・言わない」ことです。これを守ることは大人でも難しいことです。自分も守り通す自信はありません。でも、「失敗したらやり直す」このことを根気よく続けていくことが大切なことだと思っています。