学校日記

すみよし 子ども ゆうびんきょく

公開日
2015/06/19
更新日
2015/06/19

学校生活

 2年生は、5/28(木)、生活科の学習で住吉郵便局へ社会見学に出かけ、郵便の仕事について学んできました。今、2年生の子どもたちは、そのことを生かし、期間限定で「すみよし子どもゆうびんきょく」を開局しています。
 校内各所に郵便ポストや郵便受けを設置しており、手作りの帽子をかぶり、収集バッグを持った2年生の「郵便屋さん」がはがきの集配に活躍しています。また、一つの部屋を「ゆうびんきょく」にし、そこで消印を押したり、区分けをしたりしています。
 いわゆる「郵便屋さんごっこ」ですが、子どもたち、特に低学年の子どもたちにとって、動作化や劇化、「ごっこ遊び」は、非常に有効な学習方法の一つです。見学だけで済ませば、「ああ、そうなのか」で終わってしまいます。しかし、見てきたことを「ごっこ遊び」という形で本物みたいに行おうとすると、細部についてまで意識しなければ再現できません。また、再現する際に、工夫が生まれるのです。つまり、再現することで、薄っぺらな知識で終わらせることなく、深く学ぶことができるのです。
 「ごっこ遊び」とは言え、誰しも手紙をもらえばうれしいもの。「すみよし子どもゆうびんきょく」は、誰が手紙を書いてもよく、全校の子どもたちと教職員を巻き込んだものとなっています。今年は、たてわり班の友だちにも手紙を書くことになっており、全校に交流の輪が広がっています。