5年生と幼稚園児 プールで交流
- 公開日
- 2015/07/10
- 更新日
- 2015/07/10
学校行事
入学後、小学校生活にうまく適応できないことからさまざまな不具合が生じる「小1プロブレム」が問題になって久しい昨今、就学前教育から小学校教育へのスムーズな接続が求められています。そこで本校では、幼稚園や保育所との連携を積極的に進めています。
7/10(金)、住吉幼稚園の5歳児が本校のプールにやって来ました。おもてなしするのは、5年生の子どもたちです。まずは小プールで、園児とふれ合いました。優しく接してくれるお兄ちゃん・お姉ちゃんに園児たちはすっかり安心し、遊んでもらっていました。5年生も小さな子どもたちの相手をして、「とても楽しい」と言っていました。その後、大プールに移り、5年生が25mを泳ぐ姿を披露しました。園児にとっては、とてもかっこいい憧れの姿です。最後に、少し水位を下げた大プールで、みんなで一緒に遊びました。
園児にとっては、小学校に入学する不安を取り除き、小学校生活への期待を膨らませる取組みとなりました。また、5年生にとっては小さな子に接することで、やさしい気持ちになるとともに自己有用感(自分は役に立っている)や自己存在感(自分は認められている)を高めることになりました。「情けは人の為ならず」と言います。相手のお世話をすることで、自分も学んでいるのです。