学校日記

避難所開設訓練

公開日
2016/01/24
更新日
2016/01/25

学校行事

 本校は、大阪市の災害時避難所ならびに水害時避難ビルに指定されています。1/23(土)、住吉連合地域活動協議会を始め、住吉区役所・住吉消防署・大阪市危機管理室と協働し、土曜授業で避難所開設訓練を実施しました。早朝に大地震が発生したことを想定し、避難所となった本校に避難してくるのです。
 朝9:00から、子どもたちや親子連れ、地域住民が次々と本校にやって来ました。南門を入った所に設置した、町会ごとの受付に避難者カードを提出した後、全員が体育館に移動します。体育館では、この訓練の趣旨について説明を聞いた後、子どもたちは講堂に移動し、防災に関する講話を聞きました。講師は、東粉浜小学校の羽川昌廣校長先生です。羽川校長先生は、5年前、福島県で校長先生をしておられ、勤務校が東日本大震災で被災した経験をお持ちです。演題は、「自分の命は、自分で守る」でした。
 この講演会と並行して、体育館では地域住民や保護者を対象とした、消防署員による心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の使用法に関する実技講習がありました。また、地域の担当者と区役所担当者とによる無線訓練も行われました。
 これらがすべて終わった後、最後に、保護者への児童引渡し訓練を行いました。
 近い将来、大地震が起こると言われています。少しでも被害を小さくするためには、防災とともに減災という考え方が必要です。地域住民のみなさんも含め、数多くの方にご参加いただき、災害が起こったときの行動等について学ぶことができました。