２年生と４年生とが混合チームでドッジボールをすることになりました。何も考えずに試合をすると、４年生ばかりがボールを持ってしまい、２年生はボールに触れることができないということが予想されます。また、２年生には、４年生の投げるボールが当たったら怖いという不安もあります。
そこで、４年生は、この大会に向けて３時間の学習をしました。「２年生の喜びが４年生の喜びになるような楽しいドッジボール大会にする計画を立てること」「他学年の友だちの気持ちや立場を考え、行動すること」を目標に、学習しました。これは、ピアサポートの考え方です。
　７/１０(木)には、４年生のこの学習を校内授業研究会で公開・討議しました。写真上は、研究授業の様子です。２年生役と４年生役とに分かれて「心が温かくなる言葉」を考えながらロールプレイングしているところです。
　どうすれば、２年生の喜びが４年生の喜びになるかを考えた上で、７/１７(木)にドッジボール大会を実施しました。２年生にボールを渡したり、優しく声かけしたりする４年生の姿が見られ、事前の学習の成果が表れていました。暑い日だったので、こまめな休憩と水分補給をしながらのドッジボールでしたが、２年生・４年生の双方に満足気な笑顔がたくさん見られました。