うまれてきてくれてありがとう
- 公開日
- 2015/02/05
- 更新日
- 2015/02/05
オープン授業
2015年2月3日(火)ふれあい科 オープン授業 「命の授業」
今日は、3年生と4年生が誕生学アドバイザーの川野順子先生と一緒に「命の授業」をしました。
誕生学とは、子どもから大人まで全世代に妊娠・出産のしくみを通して命の誕生と生まれる力の素晴らしさを伝える生涯教育プログラムです。
4年生は、川野先生とつくる授業は2回目です。
サブリーダー準備セミナー中の4年生は、「自分から そして 自分らしく 言葉と行動に表す」をテーマに学習しています。
まず、昨年、子どもたちが学んだことを復習しました。
みんなの記憶力に川野先生はビックリ!!
次々に、子どもたちは自分の言葉で説明します。
でも、分からないこともいっぱいです。お母さんのお腹の中で、おっぱいを吸う練習をしていることや、羊水を飲んでおしっこを出して子宮内をきれいにしていることも知りました。
絵本「かみさまのおくりもの」を読み聞かせしてくれました。
神様は一人一人に色々な贈り物を送っているというお話です。
子どもたちが見つけた自分が神様からもらったおくりもの
・電化製品をあつかうのが得意
・算数や理科が得意
・ゲームが好きなこと
・よく笑う よく寝る やさしい子
・バスケットをして楽しくできている自分
・歌がうまい
・笑うことができる
・力持ち
二分の一成人式では、今日、「命の授業」で学んだことを生かして自分の思いや考えをみんなに伝えたいと決意しました。
3年生は自分がうまれてくるまでに自分自身がしたすごいことを学習しました。
自分のはじまりが、砂のつぶより小さかった(約0.1ミリメートル)ことにまずビックリ!!
それから一週間後にはゴマぐらいになり、さらに一週間後には米つぶぐらいに、そして小豆ほどの大きさになるということを知り、驚きの連続でした!!
赤ちゃんが産まれてくる方法は2つあります。「命の道」を通ってうまれてくる方法と「命のまど」からうまれてくる方法です。
命の道を通ってくる時に、赤ちゃんは何も教えてもらっていないのに、自分で向きを変えながら出てきていることを学習しました。
「誰にも何も教えてもらってないのに・・・」と不思議そうに聞いている子どもたち。
最後に、母親と赤ちゃんが初めて対面するDVDを観ました。
自分がうまれてきたときも、たくさんの人が涙を流して喜んでくれたんだと感じました。
サポーターのなかには、わが子の出産を思い出し涙ぐむ姿も見られました。
・自分の命のためにお母さんががんばってくれて、まわりのみんなもあんなによろこんでくれていたんだろうなぁと思いました。
・たくさんの人が赤ちゃんをうんでよろこんでいて、命は大切なんだなぁとあらためて思いました。
・「お母さん、うんでくれてありがとう。」って思いました。
子どもたちの感想です。
子どもも大人も、誕生の学習を通して命を感じ合える大切な時間になりました。
命の授業の最後に、川野先生からメッセージをもらいました。
「うまれてきてくれてありがとう」
[コミュニティ部]