10th大空ありがとうコンサート
- 公開日
- 2016/02/29
- 更新日
- 2016/02/29
大空ありがとうコンサート
2016年2月27日(土)ふれあい科 10th大空ありがとうコンサート
今日はいよいよ、10th大空ありがとうコンサートの当日です♪
会場前には寒い中、朝早くからたくさんの地域・サポーター・ゲストの人たちが並ばれて、みなさんコンサートの話題で楽しそうにしていました!
コンサート開演の時間が近づくと、会場のギャラリーから客席、出口のところまで、これからコンサートを一緒につくっていく人たちでいっぱいになりました。
オープニングは「EVVIVA 友だち」全校2部合唱です!
子どもたちは、指揮者の城間先生を見ながらリズムにのって、笑顔いっぱいで歌います♪
コンサートの実行をする大空のリーダー(6年生)がオープニングメッセージを伝えます。
今回のテーマは「大切な人へ 伝えよう あったかい 心からの ありがとう」です。
「このテーマを決めたとき心から伝えたい!と思うことがありました。それはありがとうのこの気持ちです。」
会場にいる全員が実行の思いのこもった言葉をしっかり受けとめます!
次に、「校歌」会場2部合唱です。
「お配りした紙に歌詞がのっているので、いっしょに声を合わせて歌ってください。」という実行の言葉を聞くと、会場の皆さんも歌う準備をします。
会場中がひとつになって「大空小学校校歌」を一緒に歌います♪
次に、1・2・3年生は「わたしと 小鳥と すずと」の2部合唱にチャレンジしました。
1年生は2.3年生の姿を見たり、歌声を聴いたりすることで自分たちの力を高めていきました。
また、2・3年生はソプラノとアルトに分かれ、お互いの歌声を聴きながら全員で素敵なハーモニーを作り上げました。
「みんなちがって みんないい」
子どもたちは歌詞の中にあるこのフレーズをとても気に入り、普段から口ずさんでいました。今日のコンサートでも、いろいろな友だちとみんなで心を合わせることの心地よさを感じながら歌っていました。
そして、4,5,6年生の「きみは未来」の2部合唱。
高学年チームで合唱をつくります。
4年生は、大空のリーダー(6年生)とサブリーダー(5年生)の姿から学び、サブリーダーは卒業まで残り少ないリーダーの姿から来年度の「自分」を想像します。
「大空を見上げて星や宇宙に思いをめぐらせていると自分の悩みがちっぽけに思えてくることがあります。自分の夢をしっかり思い描いて、くじけても大丈夫。だからあきらめないで自分を信じて進み続けていくと夢をかなえることができるはずです。自分こそが自分の未来をつくることができるのです。その私たちを大空のようにいつも優しく見守り包んでくださる大切な人に私たちの心を伝えます。」
大空のリーダー(6年生)からのメッセージを受け、ひとりひとりの歌声が重なり合い、心地よいハーモニーが会場中を包みました。
4・5・6年生、高学年チームの「きみは未来」の合唱が終わり、4年生・5年生が退場すると、6年生は二部合唱「ふるさと」の自分の場所へ。
会場の空気が張り詰め、みんなの心が大空のリーダーに向きます。
城間先生が登場し、指揮を振ると、いっきに優しいハーモニーが会場中に広がりました。
6年生は、大空小で歴代の大空のリーダーの「ふるさと」を何度も見て聴いてきました。
そして、今、自分がその憧れの大空のリーダーとして、アカペラで歌います。
10代目大空のリーダーらしく、一人一人が今の自分の思いや姿を自分らしく合唱で表現しました。
6年生の合唱が終わるといよいよ合奏がはじまります。
1・2・3年生は「ミッキーマウスマーチ」を合奏しました。
3年生は初めてのオーディション。少しの時間も惜しんで自分が挑戦したい楽器に取り組みました。同じ楽器のメンバーで聴き合ったり、伝え合ったりと切磋琢磨しました。全員の楽器が決まり、1・2年生を自分たちがリードしていくんだという気持ちで一層毎日の学習に励みました。
2年生は鍵盤ハーモニカでメロディーを演奏しました。難しい指使いにも何度も何度もチャレンジし、どんどんレベルアップしていきました。
1年生は2・3年生の音を聴きながらカスタネットを演奏しました。途中で早くなるリズムもばっちりマスターしました!
本番では膝でリズムをとりながらニコニコ笑顔の子や真剣なまなざしで指揮者を見つめる子、それぞれが100パーセントの力を発揮しました。前半は約150人での大合奏、後半は1年生が2・3年生の演奏に合わせてダンス。
みんなの手拍子も加わり、最後には1年生によるシンデレラ城が完成!
会場が楽しくてあったかい空気に包まれました。
次に、卒業演奏「スターウォーズ」です。
始まりから大迫力の演奏に、子どもたちは目をまん丸にして、大空のリーダーの姿を見ます。「スターウォーズ」の世界を表すような宇宙空間に広がる圧巻の演奏に、聴き入っていました。
オーディションから、順調に前に進んできたわけではありません。
難しい旋律にチャレンジしながらも、上手くいかずにあきらめそうになったこともあれば、上達したと思ってもオーディションで悔し涙を流すこともありました。後ろ向きになりそうな時にも、「4つの力」を使い、なんとか最後までたどり着いた「スターウォーズ」です。
大空のリーダーによってすべての楽器が活かされ、それぞれが自分の役割を担い、見事に響き合う演奏は、1〜5年生の心をつかみ、アンコールを巻き起こしました。
会場のみなさんからは「響いていくのが壮大で拡がっていくように思えた」「心を打たれる演奏だった」とあきらめずにチャレンジし続けて成果を発揮しました。
そして、4・5・6年生の合奏「ラデツキー行進曲」。
この曲は開校当時から、大切にされてきた曲で、1年間をしめくくるありがとうコンサートで4・5・6年生が毎年演奏しています。
学習では、リーダーとサブリーダーが同じ楽器のメンバーで互いに学び合いました。
4年生はリーダー・サブリーダーがつくる空気を感じ、高学年チームの一員として、リコーダーにチャレンジしてきました。
いよいよ演奏スタート!!
小太鼓だけのドラムマーチに続いて、一気に会場中が盛り上がりました!
見ていた子どもも大人も軽快なリズムに合わせて、思わず体を動かしていました♪
演奏している子どもたちも真剣なまなざしで指揮を見て、一人一人楽しみながら、迫力のある演奏をしていました。
コンサートも終わりに近づき大空小の子どもたちで歌う全校合唱です。
「今日は全校みんなでこの歌を2部合唱し、この会場に『ありがとうの花』を咲かせたいと思います。『ありがとうの花』どうぞお聞きください。」
実行が伝えます。
子どもたちは、城間先生の指揮に合わせてありがとうの気持ちを込めて歌っていました。会場の中にいるだれもがあったかい気持ちになる歌声でした。
いよいよラストの曲になりました。次は会場中のみんなで歌う会場合唱です。
曲は会場2部合唱「語りかけよう」です。
ここで大空サプライズ!!
会場合唱の指揮者は当日のお楽しみ!誰も知りません♪
今回のコンサートで指揮をしてくれるのは、大空小学校の第6期卒業生の金山英樹さんです。
金山さんは忙しい合間を縫ってこのコンサートを一緒につくりに来てくれました。
そして、会場のみなさんに自分の言葉で今の気持ちを語り、大空のリーダーに卒業してから感じる「たった一つの約束」と「4つの力」の大切さを伝えてくださいました。
大空小学校を卒業し、成長した姿で戻ってきた金山さんの言葉を地域・サポーター・ゲストのみなさんも聴き入って、会場中が笑顔と嬉し涙でいっぱいになりあったかい空気につつまれました。
そして、金山さんの指揮に合わせて会場合唱が始まります。子どもたちの歌声とみなさんの歌声がハーモニーとなり会場に響き渡りました。
最後は「この地球のともだちだから」の曲にあわせて、子どもたちが退場します。
たくさんの人が、子どもたちへの「ありがとう」という気持ちを笑顔と拍手で送りました。一人一人、自分の持てる「4つの力」を発揮した子どもたちはやりきったという誇らしげな顔をして教室へかえっていきました。
大空の子どもたちは、10th大空ありがとうコンサートに向けて今日まで学習をし、自分が高めてきた「4つの力」を精一杯発揮しました。
大空のリーダーは大空小学校での最後のコンサートでした。
1〜5年生はその大空のリーダーの姿を見て、「憧れ」を感じたことでしょう。
将来、自分が大空のリーダーになったら…と1〜5年生の「さよならメッセージ」(学習後の振り返り)には、大空のリーダーへの「憧れ」でいっぱいでした。
大空の子どもたちも私たち教職員もコンサートの学習で高めた「4つの力」をふだんの学習でいかし、さらに高めていきます。
サポーター・地域のみなさん、そしてゲストのみなさん
大空小学校の10年目の「大空ありがとうコンサート」をともにつくってくださり本当にありがとうございました!
今年度も残り少しとなりましたが、最後まで、そして来年度もともに大空小学校をつくりましょう!
【コミュニティ部】