第11回大空ふれあいコンサート
- 公開日
- 2016/11/14
- 更新日
- 2016/11/15
大空ふれあいコンサート
2016年11月12日(土)11th大空ふれあいコンサート
今日は、第11回大空ふれあいコンサート当日です。
子どもたちは、コンサートにむけて学習を重ねてきました。講堂の入口には、日ごろから大空小学校を子どもたちと一緒につくってくださっている地域・サポーター・ゲストのみなさんが開演前から長い列を作っていました。子どもたちもその姿を見て、本番に向けてより一層気持ちを高めているように見えました。
開演前には、講堂が大空の子どもたち、地域・サポーター・ゲストのみなさんでいっぱいになりました。
いよいよ開演の時間です。
子どもたちが「ハロー ハロー ハロー ハロー」と講堂に心地いいハーモニーを響かせます♪
オープニングは「Let’s sing a song」を全校2部合唱です。
子どもたちは、歌いながらリズムに合わせて体を動かして表現していました。
コンサートの実行をする大空のリーダー(6年生)が、オープニングメッセージを伝えます!
「今年のふれあいコンサートのテーマは『心と心をつなげよう あふれる笑顔 かがやくいのち』です。」
「会場のみなさん!大空のみんな!今日は心をつなぎ、たくさんふれあいましょう。そして、自分らしく4つの力(人を大切にする力・自分の考えをもつ力・自分を表現する力・チャレンジする力)を生かし、大空ふれあいコンサートをつくりあげましょう。」
実行が伝える一つ一つの言葉を会場にいるみんながしっかりとききます。
次に、「校歌」全校2部合唱です。大空小学校のみんなが大切にしている校歌を会場にいるみなさんと一緒に歌います♪
ここから各チームの合唱です。
低学年チームによる2部合唱「君をのせて」
この曲は、映画「天空の城ラピュタ」のエンディング主題歌として使われた曲です。
1・2年生は、ふれあい運動会の時にメロディに合わせて身体を動かして表現しました。みんな、この曲が大好きです♪
2年生は難しいハーモニー部分を担当し、1年生も低い音を出すことにチャレンジ!
みんなの天使の声で、会場中をつつむことができました♪
♪ 世界中の友だちがひとつになって この思い 空にとどけたい
いつか いつの日にか 手と手を取り合って
きみとぼくとで あなたとわたしで 歌おう みんなで ♪
中学年チームの2部合唱「U&I」の歌詞の一部です。
この曲は、日韓共催のサッカーワールドカップが開かれたときに、世界中が仲良くなるようにという願いを込めて作られた曲です。
今回のふれあいコンサートでは、1番の歌詞を日本語、2番の歌詞を韓国語で歌うことにチャレンジしました。
韓国語の発音がとても難しくて苦戦しましたが、大好きなこの曲を何度も聴くうちに歌詞を覚え、気持ちを込めて歌っていました。
次は、高学年チームの合唱「あんたがたどこさ・いのちの歌」(三部合唱)です。
次々と大変な自然災害が起きている熊本の方たちにエールを送りたいと思い、熊本地方のわらべ歌「あんたがたどこさ」を歌います。続けて、いのちの大切さを考えることができる「いのちの歌」を心をこめて歌います。
大空のリーダー・サブリーダー(5年生)が前に出て合唱の自分の場所につくと、会場が5・6年生の歌声を聴こうと会場中が静まります。「あんたがたどこさ」の合唱がはじまると、「三部合唱」によるハーモニーに子どもたちも会場のみなさんも、吸い込まれるように5・6年生の姿にくぎづけになっています。
続けて、「いのちの歌」です。子どもたちの歌声に乗って届けられる歌詞には、ここに来てくださったみなさん、出会った人、大好きな家族、友だち、みんなの命、そして、自分の命にありがとうという思いが込められています。そして、その思いは、会場のみなさんと子どもたちの心と心をつなぎ、一緒に口ずさみ、涙を流す人もいました。
5・6年生が合唱を終えて自分の場所に戻ると、「あんたがったどこさ ひごさ ひごどこさ…」という歌とともにふれあい隊(6年生)のメンバー2人がボールをつきながら登場します!
歌い終えると「イェーイ!」という言葉とともにふれあい隊がいっせいに登場します!
今回のふれあいタイムは「Let’s sing aあんたがたどこさ」をします。
「あんたがたどこさ」を歌って会場のみんなとふれあいます!
「それでは教職員の見本隊!どうぞ!」
前に並んだ教職員は男性チームと女性チームに分かれます!
「ミュージックスタート!!」
まずは男性チームから、次に女性チームと交互に歌います♪
子どもたちは、見本隊としてがんばる教職員の姿をしっかりとみつめています!
次は、大空の子どもチームです!
実行のメンバーが1〜6年生を2つのチームに分け、お互いに聞き合いながら元気いっぱいに表現します!
そして、大人チームと子どもチームに分かれます!
大人チームは少し声を出すのに遠慮がちでしたが、ふれあい隊の
「大人チームも子どもチームに負けないように頑張りましょう!」
の言葉で会場にあたたかい笑いに包まれました。
そして今度はバージョンアップです。
「あんたがたどこさ」の「さ」の部分を歌う代わりに手をたたきます。
みんな歌に合わせて手をたたくことにチャレンジします。
最後に「ひとりでやってみよう」のコーナーです!
「手拍子のあんたがたどこさをやってみたい方はいませんか?」
とふれあい隊が呼びかけます。
すると、サポーターの中から2人、出てきてくださいました。
2人が交互に歌います。
その様子を講堂中の人が見つめます。
歌い終わると講堂中からあたたかい拍手が巻き起こりました♪
こうしてふれあいタイムは大成功!
会場があたたかい空気に包まれました♪
ここから各チームの合奏です。
低学年チームによる「ビビディ・バビディ・ブー」です。
ディズニー映画「シンデレラ」の中で、使われた曲です。
2年生はけんばんハーモニカ、1年生はカスタネットで演奏!
2年生は、黒鍵も入った難しいメロディにもチャレンジし、1年生は3連符の細かいリズムにチャレンジしました♪
前奏のウインドーチャイムで、魔法の世界に引き込まれたような素敵なメロディが広がります!
みんな体でリズムをとって楽しい空気を伝えることができました♪
次は、中学年チームの合奏「茶色の小びん」です。
4年生が音楽の学習で演奏して大好きになったこの曲を、ジャズアレンジで3年生と一緒に演奏します。
3年生は、創立記念コンサートの時よりも、さらにバージョンアップしたリコーダーにチャレンジしました♪
4年生は、3年生のリコーダーの音をしっかり聴き、テンポやリズムに気をつけながら演奏していました。
次は、高学年チームの合奏「ラプソディ・イン・ブルー」です。
5年生はリコーダーと鍵盤ハーモニカで、6年生は鍵盤ハーモニカ・木琴・鉄琴・グロッケン・小太鼓・大太鼓・ティンパニー・シンバル・トライアングル・アコーディオン・オルガン・ピアノで音を奏で合わせます。演奏が始まると、次々と雰囲気が変わる曲調に、会場中のみんなの気持ちがどんどん引き込まれ、笑顔になっていくのを感じました。いつのまにか、前のめりになってリズムに乗っている1〜4年生の姿も♪
様々な楽器、全てのパートで、それぞれ堂々と演奏している大空のリーダー・サブリーダー、一人一人の姿はとても輝いていました。
コンサートも終わりに近づいています。
次は、大空小の子どもたちで歌う「気球に乗ってどこまでも」会場2部合唱です。
歌の途中に入る手拍子の時は、会場のみなさんも一緒になってたたいて、みんなの心がつながるような合唱でした。
次は「翼をください」会場2部合唱です。
ここで大空サプライズ!!
(コンサートの会場合唱の指揮者は、その時までのお楽しみです!)
今回の指揮者は、はぐくみネットコーディネーターの岩切美恵子さんです。
大空小学校開校以来ずっと一緒に歩み続けてくださっている方です。
「大空小ならではの、人と人とのふれあい、つながりが充実感を感じさせているのだと気づかせてもらいました。地域・サポーターのみなさん、全国からお越しのゲストのみなさん、そして大空小の卒業生のみんな、教職員のみなさんとのつながりを大切にしながらこれからも一緒につくっていきたいと願っています。」
岩切さんの「この大空に翼を広げ・・・」というところで本当に大空に飛び立つような指揮をしていました。会場全体が岩切さんの指揮でつながり、みんなの心が一つになったように感じました。
最後に「この地球のともだちだから」の曲を聴きながら、子どもたちが退場します。たくさんの人からあたたかい拍手をもらい、ふれあいコンサートで自分の力を発揮した子どもたちは、自分らしく堂々と退場していきました。
大空の子どもたちは、第11回大空ふれあいコンサートにむけて自分も人も大切にしながら精一杯、力を高めてきました。
そして、このコンサートで高めた力をさらに日々の学習でもいかしていきます!
また、そんな大空の子どもたちを見守ってくださった、地域・サポーターのみなさん、ゲストのみなさん、卒業生のみんな、大空小学校をともにつくってくださりありがとうございます。
これからもこのつながりを大切にして、大空小学校をつくりにきてください。
【コミュニティ部】