学校日記

あふれる思いを伝えよう つながるいのち ありがとう

公開日
2017/02/25
更新日
2017/02/25

大空ありがとうコンサート

2017年2月25日(土)大空ありがとうコンサート

今日はいよいよ、大空ありがとうコンサートの当日です♪
会場前には寒い中、朝早くからたくさんの地域・サポーター・ゲストの人たちが並ばれていました!
開場すると、大空のリーダー(6年生)がお迎えし、
「おはようございます、奥の方から、おつめください。」
「こちらです。どうぞ。3人掛けでお願いします。」
来られた地域・ゲスト・サポーターの方に声をかけます。
リーダーは自分の考えをもち、自分を表現する力を使って、来られたみなさんを案内します。子どもたちに案内されたみなさんも思わず笑顔になっていました。

コンサート開演直前になると、会場のギャラリーから客席、立ち見席までコンサートをつくってくれる人でいっぱいになりましたが、お迎え隊の活躍もあり、みんなが気持ちよくコンサートをつくる準備が整いました。


いよいよコンサートのスタートです。
指揮者が前に出ると子どもたちの視線が一瞬で前に集まります。
「ハロー♪ハロー♪ハロー♪ハロー♪」
講堂中に大空のみんなのハーモニーが響き渡りました。
オープニングは「Let’s sing a song」の全校2部合唱です♪
コンサートの始まりにぴったり♪
さわやかな歌声で元気いっぱいに子どもたちは歌います!

続いてコンサートの実行である大空のリーダーがオープニングメッセージを伝えます。
「今年のありがとうコンサートのテーマは『あふれる思いを伝えよう つながるいのち ありがとう』です。私たちはいつもたくさんの人に見守られて支えられています。今日のありがとうコンサートが終わるときには、会場のみなさんに『ありがとう』の気持ちが伝わればいいなあと思います。」
「会場のみなさん!どうぞ一緒に今日のありがとうコンサートをつくりあげましょう!」

校歌」の全校2部合唱です。
大空のみんなが大切にしている校歌をみなさんと一緒に歌い、会場がひとつになります♪


1・2・3年生の2部合唱。
あなたに ありがとう
♪あなたがいたから がんばってこられたんだね
 元気でいられたんだね 楽しく過ごせたんだね 優しくなれたんだよね

1年生はソプラノを歌い、2・3年生はソプラノとアルトにわかれてハーモニーをつくります。
いつもありがとうの気持ちを伝えることを大切にして、学習に取り組んできました。
今日もいろんな人の顔を思い浮かべながら、一人ひとりが自分なりの表現で、心からのありがとうを歌詞にのせて伝えることができました。



4,5,6年生の2部合唱。
地球星歌〜笑顔のために〜
高学年チームで合唱をつくります。
4年生は、はじめて高学年チームとして、大空のリーダー(6年生)とサブリーダー(5年生)の姿から学び、サブリーダーは卒業まで残り少ないリーダーの姿から来年度の「自分」と重ね合わせて学びます。
そして大空のリーダーは、この6年間で学んだことを4・5年生に行動で伝えていきます。

「私たちのふるさとは、大空、大阪、わたしたちの国、そしてこの地球です。この星を全部ふるさとと言おう、というこの曲は各国を分けるラインなどはなく、世界中の人がひとつの星をあったかく想うことの大切さを伝える、大きな心持ちになれる曲です。人と人だけではなく、たくさんの動物とも共に生きていることも伝えています。今、まわりにいる人だけでなく、これから出会う人たちとも笑顔いっぱいですごせるように、考え、行動することが平和につながり、この星すべての生き物の幸せにつながるんだという想いを込めて歌います。」

大空のリーダー(6年生)からのメッセージを受け、歌詞の意味を大切にし、ひとりひとりの歌声が重なり合い、心地よいハーモニーが会場中を包み込みました。


6年の2部合唱。
ふるさと
この歌に描かれている情景は、今ではあまり見られなくなりましたが、「日本人の心の歌」として今も歌われています。

この曲は、これまでの大空小のリーダーによって歌い継がれてきました。今日は11代目のリーダーが同じようにアカペラに挑戦し、心を込めて歌いました♪毎年歌っているふるさとも、今年は今年の大空のリーダーの自分たちらしさがあふれた歌声でした。


1・2・3年の合奏(リズム表現)。
ミッキーマウスマーチ
1年生はカスタネットとリズム表現。2年生は鍵盤ハーモニカ。3年生はいろんな楽器で演奏しました。
1年生は前半、カスタネットで軽快なリズムをつくり、後半はダンスでからだ全部を使って表現しました。
2年生は難しい指使いにもチャレンジし、鍵盤ハーモニカでメロディーを演奏しました。
3年生は低学年のリーダーとしていろんな楽器にチャレンジし、1.2年生をリードしました。
曲の最後には1年生全員でつくるシンデレラ城が見事に完成!!
会場中のみんなが自然と笑顔になるような演奏ができました♪


6年の卒業演奏。
『惑星』より 木星
次はいよいよ6年生の卒業演奏「『惑星』より 木星」です。
この曲は7分を超える大作で、途中で拍子が変わったり、テンポが変わったりする難しい曲です。大空のリーダーは卒業演奏としてこの難しい曲を自分たちで選び、チャレンジしました♪

演奏が始まる空気が会場中にできると、1〜5年生の子どもたちも「今から始まる!」と、リーダーたちを見つめていました。
リーダーが城間先生の指揮を見つめるまなざしは真剣そのもの。
一人一人が自分の音も周りの音も大切にしながら、音楽を奏でていきます♪

演奏が終わると拍手とともに、子どもたちの中から「アンコール!アンコール!」という声が!
「よし!」と気合を入れなおしたリーダー。
アンコールでは、「これぞ大空のリーダー」というような演奏をつくりだしました。
大空のみんながリーダーを“憧れの存在”と感じる時間でした。


4・5・6年生の合奏。
ラデツキー行進曲
1年間を締めくくるありがとうコンサートで毎年演奏しています。
4年生は、初めての高学年チームでの合奏。リコーダーにチャレンジしました。
去年リコーダーで演奏した5年生から、難しい音の指使いを学びました。
リーダーとサブリーダーは同じ楽器のメンバーでお互いに学び合いました。
5年生はサブリーダーとして6年生からの想いをうけ、つないでいきます。
6年生はリーダーとして4・5年生を支えながら、引っ張ってきました!

かっこいいドラムロールとともに、演奏スタート!!
どの子も真剣なまなざしで指揮を見て、一人一人がリズムにのって、迫力のある演奏をしていました。会場のみんなも迫力ある演奏に引き込まれます!

演奏が終わると2階ギャラリーから
「アンコール!!」
の大きな一声!

そこから会場中が
「アンコール!!」
の声と手拍子に包まれます。

曲が始まると、手拍子でさらに盛り上がりました♪
メロディを口ずさんだり、体を揺らしたり、思わず立ち上がったり…
あったかい空気が会場中にいっぱいになりました♪


全校二部合唱。
ありがとうの花
コンサートも終わりに近づき、大空小の子どもたちみんなが歌う全校合唱です。
みんなありがとうコンサートで歌うこの曲が大好きです。
子どもたちは何だかほっとして、心があったかくなるようなこの曲を城間先生の指揮に合わせて歌いました。
子どもたちの優しい歌声で、会場中にありがとうの花をたくさん咲かせることができました。

会場二部合唱。
つばさをください
いよいよラストの曲になりました。
この「つばさをください」は今年のコンサートすべてで歌ってきた曲です。
今日も会場のみなさんと歌い、みんなの心と心をつなげて笑顔いっぱいにします。

ここで大空サプライズ!!!

会場合唱の指揮者は当日のお楽しみ♪
今回は、大空小学校第7期卒業生が指揮をしてくれました。
普段からOZORA塾やオープン講座の講師として大空小をつくってくれていて、子どもたちみんなが大好きな先輩です。
ちょっぴり緊張して指揮をする卒業生の姿を見て、子どもたちは驚きながらもうれしそうに歌っていました♪
小学生のころから知っている地域の方は、コンサートが終わったあとうれし涙を流しながら声をかけていました。


最後は「この地球のともだちだから」の曲にあわせて、子どもたちが退場します。
たくさんの人が、「ありがとう」という気持ちを笑顔と拍手で見送りました。
ひとりひとり、自分の持てる「4つの力」を発揮した子どもたち。
やりきったという誇らしげな顔で退場していきました。


大空の子どもたちは、大空ありがとうコンサートに向けて今日まで学習をし、自分が高めてきた「4つの力」を精一杯発揮しました。

大空のリーダーは大空小学校での最後のコンサートです。
1〜5年生はその大空のリーダーの姿を見て、「憧れ」を感じたことでしょう。
「自分もこんなリーダーになりたい。」
「高学年になったらあんな演奏をできるようになりたい。」
子どもたちのさよならメッセージ(学習後の振り返り)ではそんな「憧れ」でいっぱいでした。
大空の子どもたちも私たち教職員もコンサートの学習で高めた「4つの力」を普段の学習でいかし、さらに高めていきます。

サポーター・地域のみなさん、そしてゲストのみなさん
大空小学校の「大空ありがとうコンサート」をともにつくってくださり本当にありがとうございました!
今年度も残り少しとなりましたが、最後まで、そして来年度もともに大空小学校をつくりましょう!


【コミュニティ部】