落語とは(その2)
- 公開日
- 2017/10/26
- 更新日
- 2017/10/26
オープン授業
2017年10月20日(金)
3時間目 6年生社会科
今日もたくさんの地域のみなさんが来てくださいました。講師は昨日に引き続き、山田冨士雄(夢うつゝ)さんです。子どもたちと一緒に授業をつくっていきます♪
昨日は、上方落語の歴史、落語の楽しみ方を教えていただきました。そのおかげで、子どもたちの落語に対する興味は急上昇!!
子どもたちの中には、「家の人に落語のことを聞いてきたよ!」「インターネットで調べてきたで!」「住吉区は上方落語に縁があったんだ!」と興味津々です♪
昨日の振り返りをした後、いよいよ本番です!
お囃子に合わせて夢うつゝさんが登場します。そして「動物園」のお話が始まります。
簡単なあらすじ
朝、起きるのが弱くて力仕事が苦手で人と話すが苦手な男性は、仕事勤めが続かなかった。ある日、自分に合う仕事を地元の人に紹介してもらうことになった。紹介状を書いてもらい仕事先である移動動物園に行った。移動動物園の園長から任せられた仕事の内容は、トラの毛皮を着てトラを演じてほしいとのこと。園長からトラの振る舞い方を教えてもらい、男性はお客さんの前に出ることになった。お腹が減ったがご飯も食べることができずイライラする男性であった。そんな中、「トラとライオンの猛獣ショー」があるというアナウンスが流れた。全く知らなかった男性はパニックになった。ライオンがうなり声を上げながら男性の方に近づいてくると、地元で仕事を紹介してくれた人であった。「ぼくも雇われてきたんや!」
(子どもたちの感想)
・今日は落語を実際に見ました。一人で何役もしていて声も表情もみんな違いました。特にトラの真似はとてもうまかったので、すごいなぁと思いました。他にもどういう話があるのか興味をもちました。
・落語を聞いて思ったことは、話を聞いていると話に引き込まれている自分がいました。しゃべり方もうまくて、おもしろかったです。他の落語も聞いてみたいので、また来てほしいです。
・今日は近くで落語を見ることができました。最初に、登場人物の説明、あらすじを教えてくれたので、すぐに物語の世界に入ることができました。しっかりと見ていると本当に上手(かみて)と下手(しもて)を使い分けていたし、手ぬぐいを紙に、扇子をマイクにしていたのですごいと思いました。オチがおもしろかったです。
・山田冨士雄さんから落語を聞きました。めっちゃおもしろかったし、楽しかったです。毎日、聞きたいです。私は落語を好きになったかもしれません。
・初めて落語を聞きました。今まで全く聞いたことがなかった訳ではなかったのですが、テレビで観ても興味がなかったのでチャンネルを変えていました。これからテレビで流れていた時は全部観ようと思います。
・私は、「動物園」の話をどこかで聞いたことがあります。「動物園」を山田さん流にアレンジしていたので、とてもおもしろかったです。
授業の後、子どもたちが書いた感想を読んだ山田さんは、とても感激されていました。そして、これからも上方落語の発展と普及に貢献したいとおっしゃっていました。子どもも大人も学ぶオープン授業をどんどん企画していきますので、みなさん楽しみにしてください♪
【コミュニティ部】