第12回 大空ありがとうコンサート
- 公開日
- 2018/03/06
- 更新日
- 2018/03/06
大空ありがとうコンサート
2018年2月24日(土)大空ありがとうコンサート
今日はいよいよ、大空ありがとうコンサートです♪
寒い中、朝早くからたくさんの地域・サポーター・ゲストの方たちが並ばれていました。
開場すると、大空のリーダー(6年生)がお迎えします。
「おはようございます、奥の方から、おつめください。」
「こちらです。どうぞ。3人掛けでお願いします。」
大空のリーダーは自分の考えをもち、自分を表現する力を使って、来られたみなさんを案内します。
コンサート開演直前まで、大空のリーダーはできるだけ多くの人に講堂に入ってもらうために、
「もう少し、つめてください。」と来られた地域・サポーター・ゲストの方に声をかけます。
大空のリーダーのお迎え隊の活躍もあり、会場のギャラリーから客席、立ち見席までコンサートをつくってくれる人でいっぱいになりました。
そして、講堂はみんなが気持ちよくコンサートをつくる空気になっていきました。
さぁ、いよいよコンサートのスタートです♪
オープニングは「Let’s sing a song」の全校2部合唱です♪
さわやかなハーモニーが会場中をつつみます♪
続いて、大空のリーダーのオープニングメッセージです。
「今年のありがとうコンサートのテーマは『大切な人に伝えよう あふれる思い ありがとう』です。私たちには、毎日ともに学んだり、遊んだりしている友だち、私たちを見守って支えてくれている家族やたくさんの大切な人たちがいます。今日は、そんな人たちに、日頃感じているたくさんのありがとうの思いを伝えたいと思います。」
「会場のみなさん!どうぞ一緒に今日のありがとうコンサートをつくりあげましょう!」
「校歌」の会場2部合唱です。
大空の校歌はすべてのクラスの名前が入っています。
そして大空のみんなが大切にしている校歌です。
この校歌を会場のみなさんと一緒に歌い、会場にきれいな歌声を響かせました♪
次は、1・2・3年生の合唱「わたしと小鳥とすずと」です。
ピアノとともに子どもたちの優しい歌声が会場に広がります。
子どもたちは、これまでの学習でもひとつひとつの言葉を大切にしてこの曲を歌ってきました。
1年生は2・3年生の歌声を聴きながら天使の声をさらにレベルアップさせてきました。2年生はソプラノとアルトに分かれて歌うことにチャレンジしました。
3年生は、自分たちの学習に向かう姿で1・2年生をリードしてきました。
♪みんなちがって みんないい♪
という歌詞のようにみんながそれぞれのありがとうの気持ちをこめて歌い、会場はあたたかい空気につつまれました。
次は4・5・6年の二部合唱「いつかこの海をこえて」です
4年生は初めて高学年チームとして学習を積み重ね、5年生は卒業間近のリーダーの姿に来年度リーダーになる自分たちを重ね合わせ、今日までたくさんのことを学んできました。この日まで、6年生は今持っている100%の力を発揮し、4年生、5年生に自分自身の姿や行動で伝えていました。
♪いつかこの海をこえて ぼくたちは船を出そう 手と手を結んで 信じあえた日々を♪
『やがてみんなは新しい世界へ巣立っていく』という思いが歌詞のなかに溢れているこの曲。
実は、音楽家のミマスさんが東日本大震災で大きな被害をうけた岩手県の釜石東中学校のみなさんと一緒に作った曲です。
そのことを知った子どもたちは自分たちのことだけでなく、遠くにいる人への思いもこめて『未来に向かってどんな困難にも立ち向かっていくぞ』という気持ちで歌いました。
高学年チームの子どもたち一人ひとりが奏でるハーモニー。歌詞の一言一言を大切にした優しい歌声が講堂いっぱいに広がりました。
次は6年2部合唱 「ふるさと」です
アカペラにチャレンジ!!
聴いている人たちみんなに言葉のひとつひとつを届けるように、丁寧に歌いました。
そして6年間過ごしてきた大空小を思い描きながら、ありがとうの気持ちを歌にのせて伝えました♪
次は1・2・3年の合奏(リズム表現)「ミッキーマウスマーチ」です。
1年生はカスタネットとリズム表現。2年生は鍵盤ハーモニカ。3年生はいろんな楽器で演奏しました。
1年生は前半、カスタネットで音楽に合わせ、さまざまなリズムをたたき、後半はダンスでからだ全部を使って表現しました。
2年生は鍵盤ハーモニカで難しい指使いにチャレンジし、メロディーを演奏しました。
3年生は全員で初めて、楽器を決めるオーディションをしました。低学年のリーダーとしていろんな楽器にチャレンジし、1.2年生をリードしました。
曲の最後には1年生全員でシンデレラ城をつくりあげました!!
全員が自分らしく100%の力で自分を表現しました。
会場中のみんなが思わずノリノリになる、ありがとうの気持ちがいっぱいつまった演奏になりました♪
次に 6年合奏(卒業演奏)「仲間とカンタービレ」です。
3曲のメドレーにチャレンジしました。
1曲目の「ベートーベン交響曲第7番」は、ゆったりとしたテンポから軽快なリズムへと変化していく曲で、それぞれのパートの掛け合いがとても難しい曲でしたが、楽しい曲です。
2曲目は「ピアノソナタ第2楽章『悲愴』」。題名の「カンタービレ」とは「歌うように」という意味なので、たっぷり歌うように演奏します。
最後の「アルルの女第2組曲『ファランドール』」は、王の行進のテーマと馬のダンスのテーマのやり取りを表現します。
3曲ともとても難しい曲ですが、友だちといっしょに学び合いながら学習を積み重ねてきました。
そして今日、ひとりひとりが指揮を真剣なまなざしで見つめ、自分らしく表現することができました♪
演奏が終わり、6年生が片づけを始めると会場からは「アンコール!」の声が!!
もう一度演奏することができ、会場中に迫力の演奏を届けました!
次に、4・5・6年の合奏「ラデツキー行進曲」です。
ラデツキー行進曲は、ありがとうコンサートでこれまでずっと演奏され続けている曲で、大空のみんなが大切にしている曲の1つです。
今回の演奏は、4・5・6年生の3学年で行いました。
6年生は、昨年度と同じ楽器を担当し、大空のリーダーとしてこの合奏を力強くリードしました。
5年生にアドバイスをしたり、見本を見せてくれたりと、しっかりと伝えていました。
5年生は、自分が演奏したい楽器のオーディションに向けて、力を注ぎました。
全員の楽器が決まった後も、自分の力を高めようと、音楽の時間や休み時間に自主練習にチャレンジしていました。
4年生は、リコーダーに取り組み、このありがとうコンサートで高学年チームに仲間入りしました。
リーダー、サブリーダーの姿を見ながら一緒に学習をつくりました。
そして今日、まわりの音を大切にしながら、それぞれがありがとうの思いをこめて、演奏しました。
一人一人が全力を出し切り、迫力ある演奏に会場中のみんながひきこまれました。圧巻の演奏でした。
演奏後、「アンコール!」の声が響き、あふれる手拍子。特に4年生は、初の「アンコール!」に、どの子も誇らしげな表情でした。
アンコールの演奏は、みんなの手拍子でさらに温かい空気に包まれました。
全校二部合唱「ありがとうの花」
コンサートも終わりに近づき、大空小のみんなで歌う全校合唱です。
みんなありがとうコンサートで歌うこの歌が大好きです♪
城間先生の指揮に合わせて、子どもたち一人ひとりが、コンサートのテーマにもある『ありがとう』の気持ちを歌声に込めて、会場中にやわらかくあたたかい歌声を響かせていました♪
今年も会場にありがとうの花が咲きました。
会場二部合唱「つないで歌おう」
いよいよコンサートも最後の曲です。
この「つないで歌おう」は、2学期のふれあいコンサートでも歌った曲です。
今日も会場中のみなさんの心を一つにして歌うことができました♪
ここで大空サプライズ!
会場合唱の指揮者は当日のお楽しみです♪
今回は、パトレンジャーの堀尾さんが指揮をしてくださいました。
堀尾さんは毎朝パトレンジャーとして、大空小の子どもたちを見守ってくれています。
子どもたちも会場のみなさんも、堀尾さんの指揮を見つめながら、心をつないですてきなハーモニーを大空に響かせました。
そして、子どもたちは「この地球の友だちだから」の伴奏に合わせて退場します。
満足そうな顔、ほっとした顔、照れくさそうな顔、色々な表情を浮かべています。
会場を出るまで一人ひとりが自分らしくコンサートをつくっていました♪
子どもたちは大空ありがとうコンサートで自分の100%の力を発揮しました。
1学期の大空創立記念コンサート、2学期の大空ふれあいコンサートと2回のコンサートの学習を重ねてきました。
3学期の大空ありがとうコンサートは「4つの力」をさらに高めて、それを表現する子どもたちの姿がありました。
今回のありがとうコンサートのテーマの「大切な人に伝えよう あふれる思い ありがとう」のとおり、会場にいる一人一人のありがとうの気持ちが講堂にあふれたあったかいコンサートになりました♪
サポーター・地域のみなさん、そしてゲストのみなさん
大空ありがとうコンサートを一緒につくってくださりありがとうございました!
今年度もあと少しとなりましたが最後まで、ともに大空小学校をつくりましょう!
【コミュニティ部】