学校日記

北田辺読書週間 先生による読み聞かせ

公開日
2017/11/02
更新日
2017/11/02

6年

北田辺読書週間の取り組みの1つ、先生による読み聞かせがありました。
6年2組は、校長先生による「おとうさんの地図」でした。 物語のあらすじは…。
[戦火を逃れ、着の身着のままで見知らぬ地で暮らす親子三人。
貧しく、食料も乏しい毎日。

ある日、お父さんはわずかばかりのお金を持ってパンを買いに行きますが、夕方帰ってきたお父さんはパンではなく一枚の大きな地図を買ってきました。
お腹を空かせたお母さんとぼくは、がっかりします。
なぜ、地図なのだろう?

しかし、この地図を部屋の壁に貼ると……。

何の希望もない日々を送っていたぼくの目の前に、たくさんの色が、そして、想像の世界が広がったのです。

ひとかけらのパンで、どれだけ空腹が満たされるでしょう?
どのくらいの活力になるでしょう?

おとうさんの地図は、ぼくに想像の世界を与え、想像は希望となりました。
そして、希望は生きる力となりました。

おとうさんは、人間にとって大切なことが何なのか、知っていたのです。
そしてぼくに与え、教えてくれました。 ]です。

解説をいれながらの分かりやすく丁寧な校長先生の読み聞かせのおかげで、子どもたちはお話の世界にひたりきっていました。
「知識は心の泉なり」という、素敵な言葉も贈ってくださいました。