☆ 5年 盲導犬フェリシア来校 ☆
- 公開日
- 2016/02/01
- 更新日
- 2016/02/01
校長室より
2月1日(月)
視覚に障がいのある山本美惠子さんと盲導犬フェリシアが、ゲストティーチャーとして、5年生の学習に2時間参加してくださいました。
明朗活発だった子どもが、視力を失い、おとなしくて、いるのかいないのかわからない子どもになってしまった。でも、今では何でもやってみないとわからない、だからいろいろなことに挑戦していると自己紹介をされた後、補助犬には「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」があること、「盲導犬」の仕事は視覚に障がいのある人が安全に歩けるよう誘導することだけで、着替えを手伝ったり、食事を作ってくれたりはしません。視覚に障がいがある人が外出するときは、予め、頭の中で地図を描いてから出かけます。盲導犬は、「待つ」ことと、「命令に従うこと」ができないといけませんというお話をしてくださいました。ハーネスをつけている間はお仕事中で集中しているフェリシアですが、ハーネスを外してもらった瞬間、普通の犬と同様おなかを見せて寝転んだり、「遊ぼ!」とちょっかいを出してきたりしていました。休憩が終わり、また、ハーネスをつけてもらった途端、山本さんの足元に、「ふせ」の姿勢で寄り添っていました。切り替えがすばらしいと感心しました。山本さんは「最初から無理と決めてしまわないで、まずはやってみること。がんばればできる。」ということを子どもたちに伝えたかったと話しておられました。