☆児童朝会を実施しました☆
- 公開日
- 2017/07/03
- 更新日
- 2017/07/03
お知らせ
7月3日(月)
児童朝会を実施しました。今日は次のような話をしました。
みなさんは毎日音読練習をしていますね。今日は「音読は脳を活性化、つまり元気にする」というお話をします。 今、「音読が脳にどんな影響をあたえるか」という研究が世界各国で行われ、たくさんの研究成果が報告されています。
音読するときは、「文字を読み取る」「読んだ文字の意味を理解する」「理解した文章を声に出す」「声に出した文章を音として聞く」「音として聞いた文章の意味を再び理解する」ということが行われます。音読する時には、「見る」「話す」「聞く」と言うことを一度にするので、脳全体が一生懸命活動します。脳の中でも特に前頭葉という部分が活動するということです。この前頭葉という所は、
〇やる気を高める
〇頭に思い浮かべたことを行動に移す
〇感情をコントロールする
〇決めたことをやり遂げる
〇計画を立てて実行する
〇がまんする
〇運動する
〇人とコミュニケーションを図る
など、人として生きるために大切な働きをする部分です。だから、音読によって前頭葉が鍛えられるということは、今言ったようなことが得意になるということです。それと、もう一つ音読することで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが体の中にできて、ストレスが解消されるということもわかっています。間もなく、夏休みになり、音読の宿題はなくなりますが、1日1回10分間位音読しましょう。教科書でなくてもかまいません。好きな本や、新聞でもいいのです。毎日、音読を続けましょう。