学校日記

☆児童朝会を行いました☆

公開日
2017/12/05
更新日
2017/12/05

お知らせ

12月5日(火)
 昨日12月4日(月)、定例の児童朝会を行いました。昨日は次のような話をしました。

 今から、ある昔話の一部を暗唱します。「ある年のおおみそか、じいさまはため息をついて言いました。」
(ここまで暗唱すると、2年生の子どもたちから、「あっ、知ってる」「かさこじぞうや」という声が聞こえてきました。)
じゃあ、知っている人は続きを言えますか?
(と言うと)「ああ、そのへんまで お正月さんが ござらっしゃるというのに もちこのよういも できんのう。」
(と子どもたちが暗唱してくれました。)
何のお話でしょう?そう、「かさこじぞう」ですね。このように、日本では500年ほど前の室町時代のころから、大みそかにもちつきをするという伝統的な行事があります。この南田辺小学校でも昨日もちつき大会がありました。500名ちょっとの子どもたちが参加しました。皆さん鏡餅という大きな丸いお餅を知っていますか?上にウラジロという葉っぱや、昆布、串柿、橙などを載せて飾るお餅です。昔から、鏡餅には神様が座って一年間みんなが元気に過ごせるように守ってくれると考えられています。そのように神様の力がこもった鏡餅を割って、家族が一年間元気に暮らせるように家族みんなに「お年玉」として分けてたことが「お年玉」の始まりだそうです。昨日のお雑煮でいただいたような小さな丸い餅を家族の数だけ神様にお供えし、それを「お年玉」としてみんなに分けるという方法もあったようです。
 これから、クリスマス、お正月と皆さんにとって楽しいことが続きます。そのそれぞれの事柄には、どんな意味があるのか調べてみるのもいいですね。